乾燥肌には、肌に優しいノーファンデがオススメです


肌の乾燥が気になるときは、なるべくメイクはしたくないものです。
でも出勤や買い物などで外出する用事や、人に会う予定があるとどうしてもしっかりとメイクをしなくてはならない…

通常通り、ファンデーションを使うのを迷うところです。

「ファンデーションの油分で皮膚呼吸できなくなるのでは?」
「毛穴をふさいでしまいそう」
「ファンデーションの成分やメイクの後のクレンジングで、肌に負担がかかりそう。乾燥が進むと困るな…」

このように、かえって肌の状態を悪化させてしまうのではと、乾燥肌にファンデーションを使うのには抵抗感が生じます。

そんな乾燥肌のときには、ファンデーションを使わずにメイクを仕上げる「ノーファンデメイク」がオススメです。

“ファンデーションを使わない”ということであって、決して「ノーメイク」ということではありません。

ノーファンデメイクはファンデーションをぺったりとぬり重ねるわけではないので、弱った肌にこれ以上の負担をかけないというものです。

下地やコンシーラー、パウダーやポイントメイクを使うことで、肌に優しいながらも“キチンと感”のあるメイクを目指します。スキンケアや肌の保護も怠りません。

よりナチュラルになることで、あなたの肌が本来持っている美しさが発見できるでしょう。

乾燥肌でノーファンデメイクをする目的は?

顔料自体はもともと粉末なのですが、ファンデーションでは固形タイプ、リキッドタイプやクリームタイプなどの形状にして品質を保つために、合成界面活性剤や防腐剤などさまざまな添加物が含まれています。

また、メイクが簡単に落ちてしまっては困るので、落ちにくくするための強い成分も入っています。

そういったものが、弱った乾燥肌に及ぼす影響は非常に大きくなるのです。

荒れた肌をカバーするための重ねぬり、厚くなったメイクを落とすため強度のクレンジング、どうしても発生してしまうメイクの落とし残しなどが、肌にダメージを与えていき、さらに悪化させるのです。

そういった影響を少しでも減らすために、ファンデーションを使わないノーファンデメイクを行います。

だからといって油断せずに、基本のスキンケアはこれまでと同様に丁寧に行う必要があります。
ノーファンデメイクと日常のスキンケアを続けていけば、次第に肌の状態がよくなっていくでしょう。

目元、口元や頬のポイントメイクを工夫することで、自分の顔に新しい魅力が生まれます。
自分の顔がもっと好きに、メイクの時間がより楽しくなりますよ。

ノーファンデメイクのメリット


ファンデーションを使わないことで、これまでの悩みから解放されます。

ファンデーションにはさまざまな成分が含まれています。乾燥肌に刺激を与えるものもたくさんあるのですが、
べったりとファンデーションをぬらずにいることで、乾燥肌への刺激を軽減できます。

また、ファンデーションをつけていると、時間が経つと皮脂が分泌され、化粧崩れが発生してしまいます。
皮脂が浮いて毛穴が目立ったり、メイクの顔料がヨレて流れたりするのを回避できます。

ノーファンデメイクによって、いつもさらっと素肌に近い自然な状態でいられるのです。

見せたいところはさりげなく強調し、隠したいところはカバーする、というようにポイントごとに押さえれば、よりいっそう若々しい感じが生まれます。

ノーファンデメイクのやり方とは?

ノーファンデメイクは
「保湿→メイク下地→補正のコンシーラー→パウダー→ポイントメイク」
の順で行っていきます。
ノーファンデメイクにはコツがあります。基本を押さえて実践してみましょう。

1.保湿をきちんとしておく
メイクの前に、しっかりと保湿をして肌を整えておきます。

まずは化粧水をたっぷりと浸み込ませます。乾燥が気になる部分にはとくに念入りに、両手のひらの化粧水をぎゅっと押さえるようにして浸透させます。コットンを使ってもよいでしょう。

次に目元や口元、頬などカサつきや小じわが気になる部分に美容液をつけます。肌の奥まで美容成分が行き渡るように丁寧に行います。

この後に乳液やクリームを顔全体になじませます。
保湿を念入りに行うことで、メイク料との相性がぐっとよくなります。

2.化粧下地をぬる
この後に使う補正のコンシーラーやパウダーのなじみをよくし、肌を保護するために化粧下地をつけていきます。

そして忘れてはならないのが紫外線対策です。この時点で必ずUV効果のあるものを使うようにしましょう。

色つきの化粧下地を使えば、肌全体のトーンが調整出来て、くすみや赤み、目立つ毛穴をカバーできます。

化粧下地や日焼け止めは額や頬など広いところから載せていき、残りを目や鼻の周りなど細かく入り組んだ部分に伸ばしていきます。

一方で、どうしても広範囲に顔料成分を肌につけたくない人、このあともコンシーラーやパウダーを避けたい人は化粧下地ではなく、日焼け止めだけでOKです。ここまででストップしましょう。

3.コンシーラーで部分的に補正する
目の周りのクマや頬にある大小のシミ、残ってしまったニキビ跡などはコンシーラーを使ってカバーしましょう。
部分的に肌色がぐっとよくなり、全体に明るめに統一感が出せます。

コンシーラーには固形タイプやリキッドタイプ、スティックタイプなどがあります。
カバーしたい肌の面積や着色の程度により、自分の手で使いやすいものを選びましょう。

4.フェイスパウダーを載せる
ベースメークの仕上げはフェイスパウダーです。
ブラシやパフでふわふわと、額や頬、鼻筋など広いところから載せていきます。

まんべんなく薄づきになるように心掛けましょう。
ツヤが出せるもの、毛穴を目立たせないものなど肌の仕上がり感もさまざまな製品があるので、好みで使ってみてください。

5.仕上げのポイントメイクをする
ここまでで全体のベースが整いました。仕上げにポイントメイクを行います。
目元、口元、頬などに少し色彩を足すことで、全体がぐっと引き立つようになります。

目元にアイシャドウを入れると、顔立ちに立体感が生まれます。アイラインやマスカラを加えると目の力が生まれます。

口元は明るめのリップ使うと、血色がよく健康的な感じになります。

頬に肌なじみのよい色のチークを載せれば、顔色全体が明るく映えて仕上がります。

ノーファンデメイクでは、肌色自体が少しくすんで見えてしまうことがあるので、ポイントメイクをプラスして
顔色の自然な明るさを引き出しましょう。

ノーファンデの注意点


ノーファンデメイクは、根本で誤解をしていたり、やり方を間違えたりすると、乾燥肌によりダメージを与えることになってしまいます。

無防備な素顔のままの外出は紫外線、気温差や空気の乾燥、ホコリ、アレルギー物質などの影響を肌が直接受けてしまいます。そのため、肌の乾燥がすすんでしまう原因にもなります。

1.紫外線対策
紫外線は乾燥肌を悪化させます。下地やパウダーにはUV効果のあるものを使うようにしましょう。

ちょっとそこまでの外出、自宅のベランダや庭先での作業、室内の窓辺にいるときなども紫外線の影響をうけています。

顔面だけ気を使えばよいというのではなく、頭皮、首、デコルテや腕などの露出した部分も忘れてはいけません。

メイクをしていないときには日焼け止めをつける、服装など日よけ対策をする等、紫外線から全身の肌を守るようにしましょう。

2.保湿対策をしっかりと
「ノーファンデだから大丈夫」と油断せず、スキンケアを怠らないようにしましょう。

基本の保湿があってこその乾燥肌対策です。
また、メイク前にしっかりと保湿をすることでメイクのノリが一段とアップします。

3.クレンジングをしっかりと
「ファンデーションを使っていないから安心」などといって、クレンジングを簡単に済ませてしまうのもNGです。

落としやすい、優しい成分のものでも、やはりメイクはメイクです。
部分的にメイク料が重なっている部分や、しっかりしたポイントメイクは取り除かなくてはなりません。

落ちにくいポイントメイクにはあらかじめ専用のリムーバーでオフしておきます。
パウダーのみ薄ぬりの部分には、洗浄力が強過ぎないクリームクレンジングやミルククレンジングを使うようにします。

メイクの度合いや肌の状態にあわせて、クレンジングの方法を使い分け、汚れを残さないように丁寧なクレンジングを行うようにしましょう。

クレンジング後の洗顔や保湿も忘れないでくださいね。

ファンデーションも悪いことばかりではありません

「ファンデーションが肌の水分を奪っているのでは?」
「余分な皮脂が増えそう」
「毛穴をふさいで吹き出物が出そう」
「肌呼吸ができないのでは?」
こんなイメージを持たれがちなファンデーションですが、実は肌を守る役割もあるのです。

ファンデーションを塗った方が、肌の乾燥や皮脂の分泌が軽減される、という実験結果が出ています。
ファンデーションがベールになって水分の蒸発を防ぐことで、乾燥による皮脂の過剰分泌が抑えられるからです。

また、よく知られたことでは、ファンデーション自体に紫外線を防ぐ成分が配合されているので、肌にぬることで基本的に紫外線対策ができているのです。

ファンデーションは、肌の上でよく伸び使い勝手がよいものです。個々の肌にあわせた色調、仕上がりも光沢感やマット感などバラエティに富んでおり、あらゆる「なりたい肌」への選択肢に対応していて便利です。

ちょっと乾燥の状態が気になっていても、やはりファンデーションを使いたくなりますね。

ですから肌の調子が心配ならば、乾燥肌や敏感肌用に開発されたファンデーションが出ているので、そういったものを選ぶとよいでしょう。

ファンデーションは皮膚呼吸を妨げない、ということも実証されています。乾燥肌だからといってファンデーションを敬遠しなくともよいのです。

(まとめ)乾燥肌が気になるときは、ノーファンデを試してみましょう。

1.ノーファンデメイクのメリット
2.ノーファンデメイクのやり方とは?
3.ノーファンデメイクの注意点
4.ファンデーションも悪いことばかりではありません

乾燥肌が気になるときは、肌への負担が軽減できるノーファンデメイクに挑戦してみましょう。
同時に、紫外線対策や保湿ケアを怠らないようにしましょう。

ノーファンデを続けていくことで、徐々にキレイな肌を取り戻せるでしょう。