眠っている間に、毛穴の状態が変化しているからです。


朝鏡を見て、寝る前にしっかりスキンケアをしたはずのお肌に、ボツボツと毛穴の黒ずみが目立っていて驚いたことはありませんか。

寝ている間も、皮脂の分泌が行われているからとはいえ、毛穴が黒ずむほど汚れるものなのでしょうか。

そもそも、毛穴の黒ずみや開きといった毛穴トラブルは、過剰な皮脂分泌が主な原因です。

オイリー肌の人に多く見られるトラブルですが、脂っこい食事や不規則な生活習慣などによっても引き起こされます。

必要以上に分泌された皮脂は、毛穴を押し上げて入り口を広げてしまいます。

毛穴に詰まった皮脂汚れ、お肌の表面に付着した古い角質や空気中の汚れが混ざり合い空気に触れて酸化すると、毛穴が黒ずんで見えるのです。

では、寝起きに毛穴が黒ずんでしまうのは、睡眠中にお肌がどんなことになっているのでしょうか。

黒ずみが目立つ原因と、黒ずみを改善するための方法をお伝えします。
朝の目覚めから毛穴レスのお肌で一日を快適に過ごしましょう!

寝起きに毛穴の黒ずみが目立つ原因と対策


毛穴は顔全体に約20万個あるといわれています。

毛穴の数は、生まれた時から一生変わらず存在するものだのそうです。
実は、毛穴の役割はとても多いのです。

毛穴から皮脂や汗が出ることで、外敵刺激からお肌を守り、体内の老廃物を汗と一緒に排出し、また皮膚の潤いを保ち乾燥を防ぐ役割などがあります。

しかし皮脂が必要以上に分泌されると毛穴トラブルを招いてしまいます。

皮脂が大量に分泌される原因には、間違ったスキンケアや偏った食生活などがあります。中でも、お肌の乾燥は強く影響しています。

保湿ケアが不十分であったり、顔のテカリをおさえたいと何度も洗顔をしたり、あぶらとり紙を頻繁に使っていると、お肌はすぐに乾燥してしまいます。

お肌が乾燥すると、皮脂を大量に分泌してそれ以上の乾燥から守ろうとします。

またメイク落としや洗顔が十分でないと、お肌に汚れがたまり黒ずみの原因をつくります。

では寝起きに毛穴の黒ずみが目立つ具体的な原因を説明していきましょう。

寝起きの毛穴が黒ずんでしまう原因

しっかりスキンケアをしたにも関わらず翌朝、毛穴の黒ずみが目立つその原因は、主に3つ考えられます。

1.寝ている間にお肌が乾燥している。
毛穴の黒ずみとなるもっとも大きな原因とされるお肌の乾燥が、就寝中に起こっているケースです。

もっともお肌の新陳代謝が活発になるのが、眠っている間といわれています。
しかしお肌が乾燥すると皮膚の表面が硬くこわばってしまい、古い角質や毛穴に詰まった汚れが排出されにくくなります。

つまり寝ている間に、毛穴に詰まった角栓や黒ずみが表面に上がってきてしまい、起床した時に毛穴が黒ずんで見えるためなのです。

2.開いた毛穴に汚れやほこりが入ってしまう。
就寝前のスキンケアで、毛穴をしっかり引き締めるような化粧水で整えておかなければ、寝ている間に開きっぱなしの毛穴には空気中のほこりや汚れが入ってしまいます。

また寝返りなどで顔の皮膚が布団などで摩擦を受けると、毛穴が開きやすい状態にもなります。

毛穴に外部からの汚れが侵入したことで、毛穴に詰まった汚れが寝起きとともに黒ずんで目立ってしまうのです。

3.お肌のたるみ
加齢が原因で起こるお肌のたるみは、毛穴をたるませます。
たるんだ毛穴は縦長に変形しいつも開いた状態で目立ってしまいます。

ケアをせずにそのまま放置しておくと、寝ている間も毛穴が開いた状態となり、皮脂や汚れがどんどんとたまり黒ずみをつくってしまいます。

たるみが原因の毛穴は、放っておくと毛穴と毛穴がくっついて、小じわやほうれい線の原因になります。

一気に老け顔になってしまうので、適切なケアを施して改善・予防していきましょう。

では以下で、それぞれの対策を説明していきます。

乾燥からお肌を守るスキンケア

お肌の乾燥を防ぐためのポイントを挙げていきます。

毎日のクレンジング・洗顔は、メイク汚れや皮脂汚れを落とすためですが、洗浄力の高いクレンジング剤や洗顔料を使い続けていると、お肌に必要な皮脂や角質までも洗い落とし乾燥肌を招きます。

そのため毎日使うクレンジング剤・洗顔料は自分のお肌に合ったものを選ぶことがとても大切です。

クレンジング剤はさまざまなタイプがありますが、お肌に刺激が少なく十分な洗浄力もあるクリームタイプがおすすめです。

クレンジング力が物足りないという人は、目元や口元を専用のリムーバーで落とすとよいでしょう。

メイクがよく落ちるオイルタイプや、簡単で手軽なふき取りタイプは、界面活性剤が大量に入っているので使用を避けましょう。

洗浄作用がある界面活性剤が大量に配合されていると洗浄力も高いのですが、皮膚表面の皮脂を洗い流し、バリア機能を低下させるデメリットがあります。

そうなるとお肌は乾燥を招き、シミ・シワの原因にもなります。

洗顔料も同じで、お肌に優しいものを選びましょう。
界面活性剤や防腐剤・香料・保存料などが配合されていないシンプルなものがおすすめです。

クレンジング・洗顔の正しい方法は、お肌をこすらず、優しく洗うことです。
洗顔ではたっぷりの泡を滑らせるように洗います。

すすぎは、ぬるま湯でしっかりと落とします。

熱いお湯は、お肌の潤いを保つために必要な皮脂を落としてしまいます。
人肌程度のぬるま湯ですすぎましょう。

洗顔後はすぐに保湿ケアを行います。
化粧水・美容液・乳液・クリームの順でケアをするのが一般的です。

その際、乾燥からお肌を守る美容成分が配合された化粧品を使いましょう。

おすすめは、ヒアルロン酸・プロテオグリカン・ヒト型セラミドのセラミド1・セラミド2・セラミド3のいずれかが配合された化粧品です。

たっぷりとお肌に潤いを与え、乳液やクリームでふたをしましょう。

お肌のためにも、水分補給を忘れずに


人間の身体は半分以上が水分でできています。
水分が不足すると、血流が悪くなり身体の隅々に栄養が行き渡らなくなります。

そうするとお肌の新陳代謝と言われるターンオーバーが乱れ、乾燥肌を招いてしまいます。

のどが渇く前に水分を取るなど、水分補給は意識して行うようにしましょう。
しかし水分の取り過ぎはむくみや冷えとなるので気を付けましょう。

また紫外線を浴びすぎると、お肌のバリア機能が低下し、新陳代謝が乱れてしまいます。その結果、お肌内部の水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌を招く原因となります。

ですから曇りの日や冬でも紫外線対策を忘れないようにしましょう。

開いた毛穴を引き締めるケア

開いた毛穴を引き締める方法として、毎日のスキンケアに収れん化粧水を使ってみましょう。
収れん化粧水の作用をあげてみます。

1.開いた毛穴をケアした直後に引き締める。
2.お肌のキメを整える。
3.お肌に潤いを与える。
4.皮脂をコントロールする。
5.お肌に清涼感を与え、ほてりをしずめる

毛穴の開きを改善するためにぜひ取り入れたい収れん化粧水ですが、間違った使い方をするとお肌は一気にダメージを受けてしまいます。

収れん化粧水の正しい使い方を説明します。

1.洗顔後、いつもの保湿ケアで行う化粧水や乳液で整えたお肌に行います。

2.コットンに500円玉大の量をたっぷりと含ませます。

3.手首を使って丁寧にパッティングしていきます。

4.毛穴の開きが気になる部分には入念にパッティングします。
お肌がひんやりとクールダウンしてきたら終了の目安です。

収れん化粧水を使用しても毛穴の開きが目立つ場合は、冷たいタオルを顔全体に1〜2分載せて冷やします。

その後、保湿成分が配合された収れん化粧水でお肌を整えていきます。
収れん化粧水は、お肌を引き締めるメントールやエタノールが配合されています。

敏感肌や乾燥肌の人が使用すると、ピリピリと刺激を感じたり、赤みが出たりすることがあります。

ですから収れん化粧水を使う際には、一度パッチテストを行うと安心です。

たるみ毛穴を改善する。

たるみ毛穴は、加齢とともにお肌のハリや弾力となるコラーゲンやエラスチンが減少することが原因です。

改善するためには、エイジングケアを取り入れるとよいでしょう。

スキンケアでは、壊れた皮膚細胞を修復するレチノールや、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体・コエンザイムQ10・真皮再生が期待できるペプチドなどが配合された化粧水や美容液をたっぷりと使います。

たるんだお肌は、表情筋を鍛えることで徐々に回復していきます。
顔の筋肉を動かすストレッチを取り入れるのもおすすめです。

大きく口を開けて
・「あ・え・い・う・え・お・あ・お・いー」
・「あ・え・い・う・え・お・あ・お・うー」
とゆっくり発音します。
これを1日4回行いましょう。

毛穴の黒ずみをつくるNG行為

毛穴の黒ずみは、毎日のクレンジング・洗顔・保湿ケアを正しい方法でしっかり行うだけでも改善されていきます。

しかしこれまで黒ずみ毛穴の改善によいと思っていた行為が、実はさらに悪化させてしまう原因につながっていることもあります。

黒ずみ毛穴ケアで気をつけたいポイントを紹介します。

1.ピンセットや自分の指で、毛穴に詰まった汚れや黒ずみをムリやり引き抜く。

毛穴から顔を出す角栓をムリやり取り除くのは、毛穴を傷つける行為です。

お肌に大きなダメージを与え、ますます毛穴は悪化してしまうことに。
指から雑菌が入って炎症を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

2.毛穴パックやピーリングを頻繁に行う。
目に見えて毛穴の汚れが取れる毛穴パックですが、お肌に強い刺激となり乾燥肌や皮脂不足の原因となります。

ケア後の毛穴はパックリと開いて、余計に汚れがたまりやすくなります。

3.洗顔は1日2回まで
洗顔料を使うのは夜のみ、朝はぬるま湯で流すだけでも汚れは落とせます。

皮脂が気になり1日に何度も洗顔をすると、お肌に必要な皮脂や角質までも流してしまい、乾燥肌を招きます。

(まとめ)寝起きに黒ずみ毛穴、もう見なくて済む!予防と改善策

1.寝起きに毛穴の黒ずみが目立つ原因は、「乾燥・汚れの侵入・たるみ」の3つ
2.寝ている間に黒ずみをつくらない予防、改善策を行う
3.NG行為はなるべく避けて、黒ずみを作らないようにする

寝起きに毛穴の黒ずみが目立ってしまう原因は3つありました。
それぞれの原因に合ったスキンケアを行うことで、徐々に黒ずみ毛穴が改善されるでしょう。

朝、目覚めた時からキレイな肌であれば、気分も明るく、よい一日になりそうですね。