毛穴レスの美肌づくりは、クレンジングが重要なポイントです


メイクをしている人には欠かせないクレンジングは、スキンケアでとても重要な位置を占めます。

遅い帰宅や疲れている日は、「クレンジングが面倒くさい」なんて思うこともあります。

しかし「メイクをしたまま寝てしまうと5歳老ける」、「雑巾を顔に載せて寝ているのと同じ」などと言われるほどの悪影響です。

もともとオイリー肌タイプの人や、皮脂が過剰分泌して起こる毛穴詰まりのお肌なら、なおさらクレンジングは手抜きせずにしっかりと行いたいものです。

毎日のメイク汚れ、余分な皮脂や古い角質が詰まった不衛生な毛穴をそのままにしておくと、あっという間にニキビや黒ずみ毛穴へと進行してしまうでしょう。

黒ずみ毛穴はファンデーションでもなかなか隠し切れない、やっかいな毛穴トラブルです。

そのような最悪な状態になる前に、毛穴詰まりをしっかりと改善してキレイなお肌を取り戻したいですね。

毎日のスキンケアの基本は、クレンジング・洗顔・保湿ケアです。
その中でもクレンジングをしっかり行えば、毛穴トラブルを回避できると言われています。

今回は、毛穴レスのお肌をつくる正しいクレンジング剤の選び方、使い方を説明していきます。

毛穴の詰まりを改善するクレンジングの選び方


毛穴トラブルで悩んでいる人ほど、毛穴を目立たなくするためにしっかりとメイクをしているのではないでしょうか。

カバー力の強いファンデーションや下地はもちろん、ボリュームたっぷりのマスカラなども簡単には落としきれません。

そうしたメイクアイテムには、油分が配合されているため、クレンジングをしっかり行わなければ、お肌に油分が残ってしまいます。

落とし切れない油分は、空気に触れると過酸化脂質へと変化して、シミやくすみの原因となりお肌の老化を進行させます。

毎日、メイクをしっかり落とし切り、お肌の老化も防ぐことが大切です。

しかしメイクをただ落とせばいいいというわけではありません。
クレンジング剤にはさまざまな種類があります。配合されている成分によってお肌への刺激やダメージも異なります。

ではクレンジング剤の特徴、選び方を説明していきましょう。

クレンジング剤の洗浄力

クレンジングの役目は、メイクを落とすことです。

油分が多く含まれているメイク用品を落とすクレンジングは、スキンケアの流れの中で、もっともお肌への負担が大きくなりやすいものです。

そのため毎日使うクレンジング剤だからこそ、お肌に刺激の少ないものを選ぶことが大切です。

・ポイント1 界面活性剤
お肌に優しいクレンジング剤を選ぶ際のポイントになるのが、界面活性剤です。

油分が原料のメイクを落とすのには、本来、水分と油分は混ざり合わないので、水やお湯だけで洗い流すことができません。

そこで登場するのが界面活性剤です。
この成分には油分と水分とを乳化させて混ぜ合わせる働きがあるため、油分のメイク汚れを水で洗い流すことができるのです。

・ポイント2 刺激の強い合成界面活性剤
ほどんどのクレンジング剤には、界面活性剤が配合されています。

洗い流す際にしっかりとクレンジング剤を落とし切れば、界面活性剤によるお肌への悪影響はほとんどありません。

しかし界面活性剤の中でも、化学的に合成して作られた合成界面活性剤は要注意です。
高い洗浄力があるのですが、その分、お肌へのダメージも相当大きくなります。

合成界面活性剤はメイク汚れだけを落とすのではなく、お肌の角質層にある角質細胞や細胞間脂質のセラミドなども洗い流してしまいます。

合成界面活性剤によって角質層が傷つけられると、お肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激にも弱くなります。

するとお肌は乾燥し、肌荒れなどのトラブルを引き起こし、お肌の弾力やハリの低下にもつながります。

クレンジング剤を選ぶ際には、お肌に大きなダメージを与える合成界面活性剤が入ったものは避けましょう。

合成界面活性剤にはいろいろな種類があります。

成分表示名を見分けるポイントして、
・ラウリル硫酸TEAなど成分名に「TEA」「硫酸」がつく
・スルホン酸ナトリウムなど成分名に「スルホン酸」がつく

この3つの「TEA」「硫酸」「スルホン酸」が付いた成分が表示されているクレンジング剤は洗浄力が強過ぎます。毎日使うクレンジング剤としてはおすすめできません。

クレンジング剤に配合されている成分

クレンジング剤に配合されている成分で、合成界面活性剤はお肌への負担がとても大きく、普通肌の人であっても使用を避けたい成分の一つです。

その他にも、クレンジング剤に配合されている成分の中には、もともとお肌が弱い人や敏感肌の人が刺激を感じやすいものがあります。

1.メチルパラペン・エチルパラペン・エデト酸塩などの防腐剤
2.エタノール・エチルアルコール
3.香料

敏感肌や乾燥肌などの人は、これらの添加物が入っているクレンジング剤を使用すると、刺激を感じることがあります。

できるだけ無添加のクレンジング剤を使いましょう。

クレンジング剤の種類


クレンジング剤には、さまざまなタイプがあります。
そのタイプによって洗浄力も異なります。

洗浄力が高いクレンジング剤ほど、油分汚れを落とす界面活性剤の量が多く配合されていて、お肌へのダメージも大きいとされています。

一般的に、洗浄力の高い順に
1.オイルタイプ
2.ジェルタイプ
3.クリームタイプ
4.ミルクタイプ

となっています。
それぞれの特徴を説明していきます。

1.オイルタイプ
オイルクレンジングは、界面活性剤の量がもっとも多く配合された洗浄力の強いクレンジング剤です。

そのためメイクは素早く落ちて、洗い上がりもスッキリします。
しかしお肌への負担がとても大きく、毎日使うクレンジング剤としては向いていません。

濃いメイクをした時や、目元や口元の落ちにくいポイントメイクに使用するのがよいでしょう。

また粘性が少ないので、クレンジングの際に肌摩擦が生じやすいでしょう。
乾燥肌・敏感肌・お肌の弱い人などは使用を避けましょう。

2.ジェルタイプ
ジェルクレンジングは質感に粘性があり、メイクとなじませる際の、摩擦が少ないのでお肌への刺激は低くなっています。

ジェルタイプのクレンジング剤は、油性タイプと水性タイプがあります。
それぞれに特性があるので、使い方には気をつけましょう。

3.クリームタイプ
クリームクレンジングは、油分汚れを落とす界面活性剤の配合量が比較的少なく、適度な油分を含んでいるので、肌に摩擦が起きにくく、お肌への負担も抑えられます。

潤いを残しながらしっとりとした洗い上がりが特徴です。
ナチュラルメイクであれば、クリームクレンジングで十分にメイク汚れが落とし切れます。

乾燥肌・敏感肌にもおすすめです。

4.ミルクタイプ
ミルククレンジングは、クリームタイプよりも油分が少ないので、洗い流しやすいのが特徴です。界面活性剤がもっとも少なく、お肌への負担も軽くなります。

クレンジング剤の選び方

普段からナチュラルメイクの人や薄いメイクの人であれば、クリームタイプで十分にメイク汚れが落とせると言われています。

クリームタイプは洗浄力が高く、それでいてお肌への刺激も低いので、毎日使うクレンジング剤としておすすめです。

ただ目元や口元などポイントメイクは落としにくいことがあります。
その際には、ポイントメイク専用のリムーバーで先に落としておくとよいでしょう。

しっかりメイクであればオイルタイプを選びたいところですが、毎日使うクレンジング剤としてはおすすめできません。

洗浄力が高すぎるため、お肌への負担もかなり大きくなります。
顔全体に使うのは、濃いメイクをした日だけにしましょう。

普段はクリームタイプで顔全体のメイクを落として、アイメイクやリップなどのポイントメイクに、オイルクレンジングを用いるのがおすすめです。

正しいクレンジングの方法

お肌に優しいクレンジング剤を選んでも、クレンジングの方法が間違っていれば毛穴はキレイになるどころか、ますます悪化する一方です。

これまでのクレンジング剤を見直すとともに、正しいクレンジングの手順も身につけましょう。

正しいクレンジングの方法です

1.薬用石けんなどでしっかりと手を洗い、清潔にします。

2.清潔な乾いた手にクレンジング剤を適量取ります。
少な過ぎると摩擦でお肌を傷つけてしまいます。

多過ぎても洗い流すまでに時間がかかり、お肌への負担となります。
適量を守りましょう。

3.皮脂量の多いTゾーンからクレンジング剤を載せて、メイクとなじませるように優しく伸ばしていきます。

毛穴に汚れが詰まりやすい小鼻は、指の腹を使ってクルクルとマッサージします。

4.次に顎から両方の頬にクレンジング剤を載せて、メイクとなじませます。
ゴシゴシとこすり洗いはNGです。優しくなでるようにメイクを落としていきましょう。

5.最後に目元、口元にクレンジング剤を載せて落としていきます。

6.すすぎは、ぬるま湯で洗い流します。
高温のお湯ではお肌に必要な皮脂までも流してしまいます。

必ずぬるま湯を使い丁寧にすすぎます。
クレンジングの目安は約1分です。

それ以上時間をかけてしまうと、お肌への負担となります。

毛穴が詰まる原因とは

毛穴の詰まりは、毛穴から過剰に皮脂が分泌され、余分な皮脂と古い角質が混ざり合った「角栓」という汚れが残っている状態です。

皮脂が過剰に分泌しやすいオイリー肌の人や、気温が高くて皮脂が多く出る夏には、毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすくなります。

その他にも、お肌の乾燥や、お肌の新陳代謝といわれるターンオーバーの乱れなどが原因となります。

ターンオーバーは、加齢などによってそのサイクルが遅れてしまうと、はがれ落ちるはずの古い角質がお肌に残ってしまいます。

そうなると皮膚が硬くなり、毛穴の出口がふさがって、さらに毛穴が詰まってしまいます。

また毛穴に詰まった皮脂汚れを除去したいがために、1日に何度もクレンジングや洗顔を行ったり、ゴシゴシと力を入れてこすったりするのは乾燥肌となる原因です。

お肌が乾燥すると、過剰な皮脂分泌を招きます。

毛穴の汚れを取り除く毛穴パックのやり過ぎも良くありません。

毛穴パックでごっそりと汚れが取れた後の毛穴は、ぱっくりと大きな穴が空いた状態になります。

ますます汚れがたまりやすくなってしまいます。

(まとめ)クレンジング選びで毛穴の詰まりの改善を目指そう

1.クレンジング剤の洗浄力
2.クレンジング剤に配合されている成分
3.クレンジング剤の種類
4.クレンジング剤の選び方
5.正しいクレンジングの方法

毎日使うクレンジング剤は、配合成分をきちんと確認して、お肌に優しいタイプを選びましょう。

以上の5つのポイントを守ることで、毛穴の詰まりは徐々に改善していくでしょう。

この機会にぜひ、クレンジング剤の見直しを行ってみてください。