顎のざらつきは、毛穴に詰まった皮脂の汚れや角質によるものです。

顔を洗った後に、鏡をみると、顎や唇の下などザラザラしたものがありませんか。
手で触ると白くて少し硬いかもしれません。

「白くザラザラしたものが顎にできて気になっている」とか「顎や口の周りをピーリングしているのになくならない」など顎のザラつきが気になっている方は多いようです。

顎にできる白くて硬いザラザラしたもの、それは毛穴に詰まった角栓です。

角栓とは皮脂と古くなって肌からはがれ落ちた角質が混じり合ってできたもののことを言います。

毛穴に角栓が詰まると、肌が汚く見えてしまって、気分が落ち込んでしまいますよね。
顎にできる角栓はついつい手で触ってしまって、ニキビや吹き出物になることもあります。

口の下のくぼみになっている部分は洗いにくく、鼻や頰・額などに比べて、自分の目線では目立ちにくいので、スキンケアを簡単に済ませてしまい、古い角質がたまりやすいのです。

顎は、顔のほかの部分と比べ皮膚が厚く丈夫なので、放っておきがちですが、そのままにしておくとさまざまな肌トラブルの原因になってしまいます。

他人の目からは、しっかり見えてしまっているかもしれません。

顎がザラつく原因とは?


ではどのようにしたら顎のザラザラをキレイになくすことができるのでしょうか。

このざらつきが、なぜできてしまうのか原因を知り、改善するには具体的にどうしたらよいのかを紹介していきます。

まずは顎にできる「ザラザラの正体」ですが、このザラザラにはいくつかのタイプがあります。

自分がどのタイプに当てはまるのか、鏡を見たり、顎をさすったりしながら確認してみましょう。

・よくみると、毛穴に汚れが溜まっているようだ
・乾燥しやすく、皮がむけている
・黒ずんだ毛穴がポツポツと目立っている

このうちのどれか、もしくは混合で表れていませんか?
以下では、それぞれの原因と対策を述べていきます。

現状を理解し、原因を知って、それにあった対策をしていきましょう。
正しいケアを行うことで、ざらつき知らずのスベスベ美肌を目指していきましょう。

毛穴に汚れが溜まりやすいタイプ

多くの原因が皮脂汚れと古い角質からできる角栓です。
洗顔が不十分だと、古い角質や余分な皮脂は溜まっていきます。

角栓は小鼻の周りによくできるイメージですが、顎は毛穴と汗腺が多く、皮脂分泌も盛んです。

また顎はくぼみになっているため、汚れが溜まりやすい箇所です。
その結果として角栓が肌に張りつき、白くてザラザラとしたものになります。

乾燥しやすく、皮がむけてしまうタイプ

乾燥肌で顎の部分に水分や油分が足りていない場合、薄くてダマのように皮がむけることがあります。

また顎や口の周りは食事の後、紙ナプキンなどで拭くことも多い場所なので刺激を受けやすくなっています。

そのため乾燥し、肌のターンオーバーがうまく働かなくなって、皮膚がむけやすくなります。

黒ずみの毛穴が目立っているタイプ

顎は唇の下にあるので影になってよく見えないことがあります。

ポチポチと角栓や毛穴が黒ずんでいませんか。その場合、顎の毛穴がたるみなどで開いてしまい、皮脂が酸化して黒ずんでいる状態です。

白や半透明の角栓や薄い皮むけの場合は1週間ほど集中して対処することで、ほとんど目立たなくなります。

しかし黒ずみ毛穴の場合はさまざまな肌のトラブルにつながりますので、早めにケアするようにしましょう。

角栓詰まりをなくす顎ケアとは?

顎にほんの少しザラザラが出始めたぐらいだと、気にせず何もしない人も多いかもしれません。

しかしこのザラザラは硬くなり、頑固で落としにくいものになってしまいます。

顎のスキンケアを怠ると、さらなる肌トラブルを招きます。
ではどんな肌トラブルが起こるのでしょうか。

1.顎の角栓がニキビの元になる
ザラザラの原因、皮脂汚れと古い角質を大好物とする菌があります。
それが人間の体に住みついている「アクネ菌」という常在菌です。

常に住み着いている菌なので、通常であればそれほど害はない菌です。
病原菌から私たちの皮膚を守ってくれる菌になることもあります。

しかし皮脂が過剰に分泌されるとアクネ菌が皮脂や古い角質をエサに増殖し、毛穴が炎症を起こします。

これが「ニキビ」です。

ケアを怠った顎はアクネ菌にとって、とても住み心地のよい場所になってしまうということになります。

2.黒ずみ毛穴がくすみの原因に
メイクをするときに、ふと鏡をみたら、顎や口の周りが血色悪く、くすんでいたということはありませんか?

くすんでいるところをよく見ると、黒ずんだ角栓があることに気づくかもしれません。

毛穴に角栓が詰まっているのに、ケアをせずに長期間放置していると、毛穴にたまった皮脂は酸化し、黒ずみ始めます。

さらに角栓が詰まると毛穴にフタをしているような状態になるので、肌本来のもつバリア機能が働かなくなります。

そうすると肌の水分量が少なくなって、皮膚の血流が悪くなり、顔色がくすんで見えるのです。

3.乾燥肌からシワやたるみの原因に
乾燥から起こる皮むけを放っておくと、角栓と同じように大きな肌のダメージにつながります。

みずみずしく潤っている肌はピンと張っていますが、水分を失い、乾燥した肌は内側からしぼんでいきます。

しぼむと表面がたるみ、細かいちりめんジワができます。

加齢による衰えや重力により、皮膚は下に引っ張られ顎の毛穴が涙型に広がり、そこに角栓が詰まって、黒ずむという負のスパイラルが生まれます。

4.美容成分が浸透しづらく、メイクのりが悪くなる
硬くザラザラした肌には化粧水や美容液の浸透が悪くなります。

せっかくの高価な美容アイテムも肌に浸透しなければ塗っている意味がありません。

またファンデーションで隠そうとしても、ザラザラとした肌にはファンデーションも均一に密着しません。

かえって厚塗りになり、そのメイクを落とすことも肌への負担になります。

具体的な顎ケアの方法


顎に手を触れてゴワついているときは、古い角質が溜まってきている証拠です。
しっかりとお手入れを始めましょう。

顎のケアといっても難しいことではありません。
誰にでもできるお手軽なケアをご紹介します。

ポイントを押さえて、できるものから始めてみてください。
1週間後には、かなりの改善が期待できます。

1.クレンジングは顎から始める
クレンジングや洗顔料を顔につけるとき、皆さんはどこから始めますか。

自然と顔の一番面積の大きい部分、頰からつける方が多いかと思います。

正しい順番は、
顎先から外側へ→小鼻から鼻筋→額→鼻横から外側へ→最後にフェイスライン
の順です。

人差し指から薬指の3本、第1関節から第2関節くらいまでを使って下方向から上方向に向かって楕円を描くように優しくなじませます。

強くこすらず肌に刺激を与えないようにしてください。

メイクや皮脂汚れが浮き上がってきたらぬるま湯で洗い流します。
顎の肌を伸ばしながら洗うことで、毛穴の奥までキレイになります。

顎は洗い残しも多い部分です。
洗顔料の洗い残しのないように顎からフェイスラインをしっかりすすぐようにしてください。

また洗顔時も同じ手順で洗ってください。

2.洗顔する前にホットタオルで毛穴を開く

白くて硬い頑固な顎の角栓は簡単にはオフできないので、洗顔前にひと手間つけ加え、毛穴を開かせます。

始めにフェイスタオルを水で濡らし、軽くしぼります。
やや水分を感じる程度で大丈夫です。

絞りすぎると温めた時に水分が足りなくなるので注意しましょう。

そして電子レンジで数十秒温めます。
顔に当てて「心地いい」と感じるぐらいの温度が適温です。

機種やワット数によるので少しずつ試しながら温めてください。

タオルを開き、2〜3回空気を含ませるようにパタパタと振って温度を下げましょう。

そのままいきなり顔に当てると、熱すぎることもあるので温度には十分注意して下さい。

温めたホットタオルを顎・鼻・眉間に当てるようにして、毛穴を十分に開かせます。
角栓が詰まりやすい鼻や眉間に同時にケアできます。

顔全体にホットタオルを当ててもOKですが、肌の乾燥している部分は乾燥を加速させてしまう可能性もあるので、角栓や皮脂汚れが気になっている部分だけで十分です。

3.角質ケアアイテム、ゴマージュを使う

ゴマージュとは天然ハーブや植物の種などを使用して、皮膚の不要な角質や角栓を落とす方法のことです。

肌表面に蓄積した古い角質を取り除き、くすみやざらつきを改善、防ぐことができます。

ザラザラしていた肌を美しくキレイな肌へと生まれ変わらせます。
つるんとした肌触りになりますよ。

ゴマージュは天然自然由来の成分が多く配合されているので、乾燥肌や敏感肌の人でも取り入れることが出来ます。

また顔だけでなく体には使用できるのが特徴です。

古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常化させます。
さらに角質層に保湿成分を届ける力を高める効果もあります。

繰り返す顎の毛穴詰まりは、ホルモンバランス乱れが原因かも?

スキンケアを入念に行っているのにもかかわらず、くり返し顎に毛穴詰まりができる場合は、もしかすると毎日のストレスからホルモンバランスが乱れているのが原因かもしれません。

なぜならストレスから女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えると皮脂が増加するため、角栓もできやすくなるからです。

とくに女性は、生理などで常にホルモンバランスが変化しているので、注意が必要です。

ホルモンバランスを整えるには、ストレスをため過ぎず、リラックスする時間を持つことがとても大切となるでしょう。

ゆっくりとした入浴、ボディマッサージやストレッチなど、一日のうちで心地よく感じる時間を作るようにしましょう。

また食生活の見直しも大切です。
脂分の多い食事が多いと皮脂が増え、美肌は遠のいていきます。

果物や野菜を中心とした栄養バランスの整った食生活を意識してください。

美肌によいビタミンB2を多く含む納豆やレバーなどを食べるようにしたり、サプリメントで栄養を補ったりすることもおすすめです。

(まとめ)顎のあたりを集中ケアして、毛穴詰まりを防ぎましょう

1.顎にあるザラつきは、毛穴に詰まった角栓です
2.顎の集中ケアを取り入れましょう
3.繰り返す毛穴詰まりは、ホルモンバランスに注意しましょう

肌の悩みは尽きないものですが、とくに毛穴の詰まりは深刻です。
顎のザラつきについてはメイクで隠すのは難しいものです。

顎は普段のケアを怠りがちなので、自分にあったケアを少しずつ取り入れ続けることによって、結果が現れてきます。

ぜひ、今日から実践してみてください。