正しいスキンケアの方法で毛穴のたるみを改善しましょう


化粧品売り場で、新しいコスメのサンプルを試そうと鏡をのぞきこんだ時、ふと「毛穴」が気になることはありませんか。

気になり始めると、ショッピングが楽しめなくなってしまいますよね。

通常は目立たないはずの毛穴ですが、加齢で肌がたるんでくると楕円形やしずく型に変わっていきます。

このようなたるみ毛穴を放置していると、やがて毛穴同士がつながり、線になってシワのように見えるようになります。

これは「帯状毛穴」と呼ばれているものです。

たるみ毛穴や帯状毛穴は頬にできることが多く、ほうれい線とも相まって、老け顔に見えやすくなってしまいます。

たるみ毛穴や帯状毛穴にならないためには、適切な予防が必要です。
お手入れを続けていても、なかなか改善しないと悩んでいた人は、自己流のお手入れを見直してみましょう。

すでに帯状毛穴になってしまったという人でも、あきらめずに正しいスキンケアを続けていけば、改善が見込めます。

これから、たるみ毛穴や帯状毛穴の対策と改善方法を紹介していきますので、毎日のスキンケアや生活習慣にぜひ取り入れてみてください。

たるみ毛穴の原因とは?


たるみ毛穴の原因は大きく分けて3つ
・肌の弾力の低下
・表情筋の衰え
・代謝機能の低下

加齢によって、皮膚の真皮層を満たし肌表面のハリや弾力を生み出している「コラーゲン」や「エラスチン」という成分が減少します。若い頃に比べて生成のスピードが落ちるためです。

出来上がった成分の質も落ちてくるので、肌のハリや弾力が低下してきます。同様に顔の奥にあり表情を作って支えている「表情筋」も衰えてきます。

代謝機能が落ちてくると、皮下脂肪がたまりやすくなります。厚くなった皮下脂肪は、表情筋で支えきれないため、重力にしたがって下がってきます。

頬の皮膚や脂肪が下がると、ほうれい線になるのです。
このように顔の皮膚がたるむと、表面にある毛穴もつられて下がってしまうのです。
これがたるみ毛穴になります。

しかし「年齢だから仕方ない」とあきらめなくても大丈夫です。たるみ毛穴は改善・予防できるので、ケアを続けていきましょう。

メイクに合ったクレンジング選び

まずはクレンジングについてみていきましょう。
一日の終わりにメイク汚れをしっかり落としきることが必須ですが、きちんと行えているでしょうか?

クレンジング料には、ジェル・クリーム・オイル・ミルクなどといった使用感や洗浄力が異なるものがあります。

洗浄力が強い順に並べると、1.オイル・2.クリーム・3.ジェル・4.ミルクとなります。

まずは自分の普段のメイクを振り返り、それにあったクレンジング料を用意しましょう。

次に特別な日や、お休みの日のメイクについて考えてみましょう。

自宅の洗面台には、クレンジング料を1種類しか用意しておらず、どんなメイクの時でもそれを使い回してはいませんか?
実はそれではNGなのです。

クレンジングの時に肌に負担をかけたくないからといって、洗浄力の弱めのミルククレンジングしか用意していない場合に、パーティなどの時のしっかりメイクを完全に落とし切ることはできません。

逆にそれで日焼け止めやパウダーだけの軽いメイクをクレンジングしたいとき、洗浄力の強いオイルクレンジングを使うと、本来必要な潤いまで洗い流してしまうことになります。

どちらの場合でも乾燥、肌荒れや吹き出物を招く可能性があります。それら肌へのダメージがハリや弾力を奪い、たるみにつながっていきます。

ですから日によってメイクの仕方が違うのであれば、程度や使用アイテムによって使い分けられるように、クレンジング料を何種類か用意しておきましょう。

また皮膚が薄い目元や口元の負担を減らすため、ポイントメイクは専用のリムーバーを使って先に落としておきます。

皮膚が薄く弱い部分は、強く何度もこすることや、残ったメイク汚れの刺激でシワができてしまいます。また眉毛やまつ毛が抜けて薄くなってしまう可能性もあります。

同じ様に、唇も皮膚が薄く、刺激や乾燥で荒れやすくなっています。

メイク汚れはしっかり落とさなくてはなりませんが、肌の弱い部分に過度に負担をかけてはなりません。

先に別の手順を踏んでおくことで、これらの弱い部分を守りながら、すっきりと顔全体のメイク落としを行えるのです。

洗顔は肌への負担を最小限に


クレンジングでメイクを落とした後の、通常の洗顔について大切なポイントは「肌に負担をかけず、汚れだけをスッキリ洗い流す」ということです。

まずは洗顔料の選び方ですが、肌に負担をかけないように、洗浄力の強すぎないものを選びましょう。

年齢的に、もうそれほど多くの皮脂汚れは見られませんし、むしろ潤いを守る必要があるからです。

洗浄力が強すぎるものは、必要な油分を奪ってしまいます。すると肌が乾燥し、ハリが失われます。

肌荒れやシワ、肌のたるみを招く可能性があります。それらが毛穴のたるみの原因となるのです。

具体的には石油系合成界面活性剤を使用しているものは避けて、弱酸性のものや、保湿成分が含まれている洗顔料を選ぶようにしましょう。

石けんはとくにおすすめです。余分な添加物も少ないので、肌に刺激を与える心配がなく、汚れを清潔に洗い流すことができます。

洗顔の仕方については、肌に強い摩擦を与えないように優しく洗いことが大切です。

手のひらに洗顔料をとり、たっぷり泡立てます。
泡がクッションになるように、手のひらに載せた泡で優しくマッサージするようなイメージで、顔に泡を広げていきます。力を入れてゴシゴシ洗うのはNGです。

あまり長い時間をかけると、皮膚を傷め、洗浄料が肌の潤いを奪ってしまうことになるので、なるべく短時間で済ませてください。

洗い流すときは、ぬるま湯を使いましょう。
熱すぎるお湯は、必要な油分まで洗い流してしまうことになり、冷水ではきちんと汚れが落としきれない可能性があります。

洗い残しがないように、しっかりすすぎましょう。髪の生え際、耳や顎のあたりもしっかり流します。

泡を流したら、清潔なタオルで水分を拭きとります。顔をこすらずに、タオルで優しく押さえるようにして、水分を吸い取るイメージです。

その後は時間を空けずに、保湿します。
一般的に、化粧水→美容液→乳液→クリームの順で行います。

この保湿も、たるみの予防・改善に重要なものです。使用する化粧品は、より効果的な成分が含まれたものを選んで使いましょう。

ではたるみ対策に重要な成分について説明していきます。

たるみ対策に効く美容成分

年齢によるたるみへの対策には、若いときと同じアイテムでは不十分なこともあります。
肌や毛穴のたるみに効果的な成分が入った基礎化粧品を選んで使っていくようにしましょう。

中でも代表的なものは、「レチノール」「ビタミンC誘導体」「セラミド」の3つです。
コラーゲンやエラスチンの生成を促す、余分な皮脂を抑える、毛穴を引き締めるなどの効果が期待できます。

・レチノール
いわゆる「ビタミンA」のことです。食品では、緑黄色野菜・ウナギ・レバーに多く含まれていることで有名ですね。

健康面では、視力を維持し、粘膜や皮膚を強くする役わりがあります。

美容面では、コラーゲンの生成を促進する働きがあります。コラーゲンが増えると肌にハリが生まれるので、たるみ毛穴の改善につながります。

また皮脂の過剰な分泌を抑えるので、毛穴開きを防ぐことができます。

・ビタミンC誘導体
野菜や果物に多く含まれ、美容や健康にとても効果があるといわれるビタミンCですが、非常に不安定な物質なので、化粧品に配合するのは難しいものでした。

しかし改造されて安定した状態で化粧品に配合できるようになりました。それがビタミンC誘導体です。

コラーゲンの生成を促し、肌にハリが生まれます。皮脂抑制効果があるので、毛穴開きを防ぐことができ、たるみ毛穴が目立たなくなります。

・セラミド
セラミドは人の体では、肌の一番外側の層で、細胞と細胞の間を満たしている物質です。水分を蓄えて肌の潤いを生み出し、強度を出してバリア機能で外からの刺激から守っています。

外界に近いところにあるので、化粧品で肌から取り入れやすいことが利点です。肌から吸収されて、ハリを出し、たるみを解消します。

これらの成分が含まれた基礎化粧品で保湿ケアをしていきましょう。成分についてよく理解すると、より効果的な使用ができますね。

紫外線対策も忘れずに

肌や毛穴のたるみに関して、忘れてはならないのが紫外線対策です。紫外線の悪影響はシミを作ることばかりではありません。

無防備なまま浴びた紫外線は、肌の奥まで届いて、コラーゲンやエラスチンを破壊します。またそれらをつくるもととなっている、線維芽細胞をも傷つけてしまいます。

すると肌のハリや弾力失われてしまい、その後の再生も遅れます。

結果として肌のたるみが悪化して、いよいよシワとして固定してしまいます。
たるみ毛穴は広がって、隣どうしでつながり帯状毛穴に変わっていきます。

このようなことにならないために、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

冬であっても紫外線は降りそそいでいます。年間通じて日焼け止めを塗るなど、紫外線対策をしましょう。

日焼け止めを塗り忘れがちなのは、顎の周り・首・デコルテラインです。このあたりは要注意です。

首筋やデコルテは顔の皮膚や筋肉を下から支えています。ここに紫外線ダメージによるたるみができると、顔の外見にも影響してきます。

実際に人の目につきやすいところなので、この部分をハリのある美肌に保っていると、とても若々しくみえますよ。

(まとめ)毛穴たるみの原因を知り、それにあった方法で改善していきましょう

1.今までのスキンケアを見直す
2.たるみを改善する美容成分を取り入れる
3.忘れてしまいがちな紫外線対策が重要

肌に負担をかけない洗顔、保湿対策を重視したスキンケア、年間通しての紫外線対策で、たるみ毛穴を改善することができます。

また今からきちんとしたケアを続けていけば、加齢よる影響を避けることができ、たるみの進行をくい止めることができます。

何も対策をしなかったら、きっと大きな差がついてしまうでしょう。一日一日積み重ねていくことが、予防としても大事です。