お肌のテカリと目立つ毛穴は、どちらも皮脂の過剰分泌が原因です


「毎朝、しっかりメイクをしているのに、数時間後にはおでこ、鼻まわりのTゾーンがテカテカと皮脂が浮いてきてメイクが崩れてしまいます。」

「日中、顔に脂が浮いてきたら小まめにあぶらとり紙で皮脂をおさえていますが、ファンデーションはうまく載らなくなるし、毛穴がどんどん目立ってきます。」

このような経験をしたことはありませんか?

・毎日のスキンケアも丁寧に行っているのに、日中のテカリが改善されない
・ファンデーションでも隠せないほど毛穴が目立ってくる

などの悩みは、なかなか解消されていないのではないでしょうか。

お肌のテカリとなる皮脂が多く出て、毛穴が目立てしまう原因は人それぞれです。
いくつか挙げてみましょう。

1.もともとオイリー肌タイプである
2.間違ったスキンケアによる皮脂の過剰分泌
3.食生活の乱れ
4.生活習慣の乱れ

などがあります。
ひとつだけでなく、いくつかの原因が重なって引き起こすことも多々あります。

自分のお肌がテカってしまう、皮脂の過剰分泌の原因を大まかに知っておくことは、美しいお肌を取り戻す改善への近道になるでしょう。

今回は、皮脂の過剰分泌が原因で起こるお肌のテカリと目立つ毛穴の改善方法を説明します。

お肌のテカリと毛穴が目立つ原因と対策


お肌のテカリの原因は、顔の皮脂が多く出てしまうからです。
皮脂が多く出ることで、さまざまなデメリットが生じます。いくつか例を挙げてみましょう。

1.テカリ&べたつき
メイク崩れの原因にもなるテカリ、べたつきは皮脂の過剰分泌を自覚する大きなきっかけになります。余分な皮脂をそのままにしておくと、皮脂が酸化してお肌のくすみの原因にもなります。

2.毛穴の目立ち
皮脂が分泌する皮脂腺は毛穴に開口しているので、皮脂が過剰に分泌されると毛穴は大きく開いてしまいます。皮脂腺の多いTゾーンは、皮脂が毛穴にたまりやすく毛穴の開きがとくに目立つ部分です。

毛穴に詰まった汚れは空気に触れると酸化して、黒ずみ毛穴へと悪化します。

3.ニキビ
皮脂が過剰に分泌し、毛穴に余分な皮脂が詰まるとニキビを発症しやすくなります。

次に皮脂の過剰分泌となる原因を説明していきます。

皮脂の過剰分泌の原因

お肌のテカリは皮脂の過剰分泌が原因です。そもそもどうして皮脂が多く出てしまうのでしょう。
4つの原因を詳しくみていきます。

1.もともとオイリー肌タイプである

遺伝的に皮脂腺が発達しているオイリー肌タイプの人は、もともとの体質によるものです。暑い夏の季節だけでなく寒い冬の時期も一年を通してお肌がテカりやすいのが特徴です。

2.間違ったスキンケアによる皮脂の過剰分泌

・洗顔のし過ぎ
・洗浄力の強いクレンジング剤の使用
・毛穴汚れを何とかしたいとゴシゴシ力を入れて洗う
・ベタつきが気になるので保湿ケアをしていない

など間違ったスキンケアが皮脂の過剰分泌を引き起こします。

皮脂はもともと、お肌の表面にあるもので、外部刺激から守るバリア機能としての役目があります。

しかしお肌に合わないクレンジング剤や洗顔料の使用や洗顔のやり過ぎなど間違ったスキンケアを毎日行っていると、この最低限必要な皮脂までも洗い流してしまいます。

また洗顔後の保湿ケアを怠ると、お肌はあっという間に乾燥肌へと悪化します。

バリア機能を失ったお肌、乾燥したお肌は、外部刺激から肌を保護しようと皮脂を過剰に分泌するのです。顔の皮脂はある程度は必要ということを覚えておきましょう。

3.食生活の乱れ
油っこい食生活を続けていると、皮脂の過剰分泌の原因となります。肉類・ファストフード・揚げ物・ジャンクフード・ポテトチップスなどのスナック類・ケーキやドーナツなどの甘い物も、お肌へ悪影響を及ぼします。

またバター、ラードやショートニングなど飽和脂肪酸を多く含むものも取り過ぎには注意しましょう。

4.生活習慣の乱れ
睡眠不足・運動不足・過剰なストレス・不規則な生活などは、皮脂分泌に直接関わっている男性ホルモンのバランスを崩す原因です。

生活習慣を見直すことでホルモンバランスが整い、皮脂の過剰分泌が抑えられると言われています。

いずれの原因も、お肌のテカリとなる皮脂の過剰分泌を改善する対策として、毎日のスキンケアの見直しがとても大切です。

今日からでも始められる正しいクレンジング、洗顔、保湿ケアの方法を説明していきます。

正しいクレンジング方法


お肌のテカリが気になってゴシゴシと力を入れて洗いがちですが、それはお肌を痛めつけているだけです。また毛穴に詰まったメイク汚れを落とすために洗浄力の高いクレンジング剤を使うのも今日から控えましょう。

毎日使うクレンジング剤は、お肌に優しいタイプを選びましょう。

クレンジング剤にもさまざまなタイプがありますが、洗浄力の強い順から

1.シートタイプ
2.オイルタイプ
3.クリームタイプ
4.ミルクタイプ

となります。

メイクをふき取るシートタイプは手軽ですが、お肌の皮脂を洗い落とし過ぎる合成界面活性剤が多く入っている場合があります。

またふき取る際にシートとの摩擦でお肌を傷つけてしまうこともあります。

オイルタイプのクレンジング剤は、濃いメイクやウォータープルーフのメイクアイテムでも瞬時にすっきりと落としてくれるので人気があります。

しかし洗浄力が高いというのは合成界面活性剤が多量に入っているからで、オイルタイプはほとんどの製品に大量の合成界面活性剤が配合されています。

その量は台所用合成洗剤より少し少ない程度といわれています。

このようなオイルタイプのクレンジング剤を毎日使用していると、お肌へのダメージは大きく必要な油分までも取り除いてしまいます。

また合成界面活性剤を必要以上に使うと、お肌の保湿力やバリア機能を担っている角層細胞のケラチン、セラミド、天然保湿成分が徐々に失われていきます。そうなると乾燥肌や敏感肌などのトラブルを招きます。

もっともお肌に優しいクレンジング剤は、クリームタイプ、ミルクタイプです。

油脂にメイクをなじませてクレンジングするように製品化されているので、合成界面活性剤の配合量は少なめです。

ミルクタイプよりも油脂分が多いクリームタイプのクレンジング剤は、合成界面活性剤がより少なく、毎日使用するクレンジング剤としておすすめです。

では実際に正しいクレンジングの方法を説明していきます。

1.クレンジングクリームを手に取り、体温で温めます。

2.乾いた顔にクレンジング剤を載せて、指をクルクルと回しながらメイクをクリームになじませていきます。

3.1分ほどすると、クルクルと回している指がフッと軽くなる瞬間がきます。これがメイクの浮いたタイミングです。

4.メイクが浮いたらぬるま湯で洗い流します。お肌をこすらずにお湯を押し当てるようにすすぎます。クリームのべたつきが残りますが、次の工程の洗顔ですっきり洗い流します。

正しい洗顔方法

洗顔料にもさまざまなタイプがありますが、洗顔の役目は皮脂汚れをしっかりと落とすことです。

泡立ちがよい・洗い上がりのつっぱり感がない・しっとりした洗い上がり・香りがよいなどの洗顔料には、合成界面活性剤をはじめ、香料・着色料・バラペン・防腐剤など、さまざまな成分が配合されています。

そうした成分はお肌への刺激となり、洗顔後に悪影響を与える可能性もあります。

毎日使う洗顔料は、余計なものが入っていないシンプルな固形の石けんがおすすめです。正しい洗顔方法で行えば、毎日の皮脂汚れは十分、落としきれます。

では実際に正しい洗顔の方法を説明していきます。

1.手をしっかりと洗浄し、清潔な状態で洗顔します。

2.洗顔料をたっぷりと泡立てます。ゴシゴシとお肌をこすらずに優しく泡を転がすように洗っていきます。

3.ぬるま湯でしっかりとすすぎます。

正しい保湿ケアの方法

洗顔後はすぐに保湿ケアを行いましょう。
保湿ケアの手順は、化粧水・美容液・乳液・クリームの順が一般的です。化粧品メーカーによっては異なる場合があるので確認しましょう。

べたつき、テカリが気になるオイリー肌の人は保湿ケアを怠りがちですが、お肌の内側から乾燥している場合もあります。

洗顔後は保湿ケアをしっかりと行うことが健康で美しいお肌を得る大きなポイントです。

保湿ケアで使用する化粧品は、セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを選びましょう。

皮脂の過剰分泌を抑える働きがある、ビタミンC誘導体のリン酸アスコルビルナトリウム・リン酸アスコルビルマグネシウム・APPS(アプレシア)・ビタミンE誘導体(トコフェロール)・リコピン・レチノールなどの成分が配合された化粧品がおすすめです。

自分のお肌に合ったクレンジング剤、洗顔料、化粧品を使うことで、お肌は健康を取り戻し余分は皮脂でテカるお肌のお悩みも解決してくれるはずです。

外出先でのテカリ対策

しっかりとメイクをして外出しても、数時間後には皮脂が浮いてテカテカとし始めメイクが崩れてしまう、というトラブルはよくあります。外出先でテカった顔はみっともないですね。

テカテカし始めたらすぐに、あぶらとり紙で皮脂をおさえましょう。

顔のテカリをすぐに取り除かないと、浮いた皮脂が酸化し、ファンデーションと混ざり合うことで刺激物となってお肌の老化を招きます。

また外出先で皮脂をおさえるのにティッシュを使う人がいますが、繊維がお肌の刺激となるのでやめましょう。常にあぶらとり紙を携帯しておきましょう。

あぶらとり紙で皮脂をおさえた後は、ファンデーションで整えます。パウダータイプのファンデーションは油分が少なく、パウダーが皮脂を吸収してくれるのでテカテカお肌にはおすすめです。

逆にリキッドタイプのファンデーションはカバー力が高く人気がありますが、油分が多いので皮脂と混ざり合い化粧崩れしやすいというデメリットがあります。

またリキッドタイプや乳液タイプのファンデーションは、合成界面活性剤が多く配合されているのでお肌への負担も大きくなります。

(まとめ)皮脂の過剰分泌が顔のテカリと毛穴トラブルの原因に

1.皮脂の過剰分泌の原因
2.正しいクレンジング方法
3.正しい洗顔方法
4.正しい保湿ケアの方法

顔のテカリ、毛穴が目立つ原因は、余分な皮脂によるものです。

今日からすぐに、正しいクレンジング・洗顔・保湿ケアを行って、余分な皮脂をお肌に残さないようにしましょう。

毎日続けていくことで、長年悩んでいたお肌のテカリからも解消されますよ。