長時間かけて洗顔するのはNG!短時間で済ませよう


朝起きたら顔を洗ってメイク、外出から戻ったらクレンジングをして洗顔して…と、洗顔は毎日のルーチンワークといっても過言ではないですよね。汚れをそのままにすると、肌荒れや毛穴詰まりの原因となります。

では普段、洗顔にかける時間について意識することはありますか?「洗顔にどれくらい時間をかけているの?」とあらためて聞かれると、「あれ?」と考えてしまう人もいるでしょう。

洗顔の時間については、大きく分けて2通りあると考えられます。「長時間、時間をかけて丁寧に洗う」、もしくは「短時間でさっと済ませる」の2パターンです。

一体、どちらが正しいのでしょうか。

「適当に洗うと汚れを落とし切れない気がする…」「でも、時間をかければよいというわけでもなさそう…」と、悩んでしまう人もいるかもしれません。たしかに判断しづらい部分はあるかもしれません。

実は、あまり長時間かけて洗顔をするのはNGと考えられています。たとえば掃除の時に磨きすぎて、もとの材質を傷めてしまうことがあります。

同じように肌も洗いすぎるとさまざまなトラブルを引き起こします。

短い時間でも正しい洗顔を行い、しっかりと汚れを落とし肌の健康を維持しましょう。

時間をかけて洗顔しなくても、キレイな肌を保つことができる


洗顔の目的は、顔についた汚れや皮脂を取り除くことです。
肌に汚れや皮脂が残ったままだと、毛穴に詰まって黒ずみ毛穴を生み出す、炎症を起こしてニキビができるなど、数々のトラブルにつながります。

また肌の老化を早めるとも言われています。肌の老化が進むとたるみやシワの原因となり、周囲に老けた印象を与えてしまいます。

どんなにスキンケアをしっかりしても、洗顔を怠ることで老化を進めてしまっては元も子もありません。

仕事や用事を終えて帰宅後、疲れてメイクを落とすのが面倒な時もあるでしょう。しかしそのまま眠ってしまうのはNGです。

メイク汚れが原因で炎症を起こすこともあるため、きちんとオフすることが大切です。

洗顔の目的をよく理解したうえで毎日寧に洗顔しているにもかかわらず、いつも肌トラブルが絶えない場合は、誤った洗顔をしている可能性があります。

以下に、NG洗顔と正しい洗顔のやり方についてまとめました。

やってはいけないNG洗顔

まず洗顔時におけるNGを紹介します。もし「自分の洗顔方法が当てはまっている!」ということであれば、改善を検討してみるとよいでしょう。

1.水温が高すぎる

掃除や洗濯をする際に、熱めのお湯を使うと汚れをキレイに落とせるイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。

たしかに頑固な油汚れやシミは、お湯を使って洗った方がキレイに落ちるケースも見られます。

しかし洗顔でも同じことをしてしまうのはNGです。汚れは落ちるかもしれませんが肌を守るために必要な皮脂も落としてしまい、乾燥肌の原因につながります。

2.ゴシゴシとこすっている
汚れをしっかりと落とそうとして顔をゴシゴシとこすって洗うのも良くありません。必要以上に刺激を与えることで、肌に負担をかけてしまいます。

その結果として肌荒れを引き起こす可能性も高まります。

また目元や口元のように顔の中でも皮膚が薄い部分をゴシゴシとこすってしまうと、皮膚の下にある筋肉が伸びてたるんでしまうこともあると言われています。

3.洗い過ぎている

洗い過ぎも禁物です。普段、洗顔をするタイミングは朝起きた時と、メイクを落とす時の2回である人がほとんどなのではないでしょうか。

しかし中にはもっと多く洗顔しているという人もいるかもしれません。

必要以上に洗顔をすることで、肌に負担をかけてしまいます。肌に負担をかけるとトラブルにつながるのは先述の通りです。

回数だけでなく、長時間かけて洗顔している場合も顔の洗い過ぎであると考えられます。

毛穴汚れスッキリ!正しい洗顔のやり方

では正しい洗顔とはどのようなものなのでしょうか。以下に、その方法をご紹介します。

1.手を洗う
帰宅後は、手に雑菌がいっぱい付着しています。顔に雑菌がつかないよう、洗顔を始める前に手を洗いましょう。

2.メイクを落とす
メイクには油分が多く含まれており、洗顔料だけで落とすことは困難です。洗顔の前に、クレンジングでメイクを落としましょう。口元や目元は専用のリムーバーを使うとキレイに落とせます。

3.予洗いをする
洗顔料を使う前に予洗いをすると、汚れを落としやすくできます。人肌よりも少し低いくらいのぬるま湯を使うのがポイントです。

4.洗顔料で顔を洗う
洗顔料で顔を洗います。皮脂の多いTゾーンからはじめ、頰・目元・口元の順に洗っていきます。しっかり泡立て、力任せにせず泡で優しく包み込むように洗うとよいでしょう。

5.すすぐ
泡を落とします。予洗いと同様に、ぬるま湯ですすぐのがベターです。すすぎ残しがあると肌トラブルにつながりやすいので、こめかみ・顎・髪の生え際など泡が残りやすい部分はしっかりすすぎましょう。

6.拭く
タオルで顔を拭きましょう。清潔なタオルを使い、優しく顔にあてて水分を吸収するように拭きます。ゴシゴシこするように拭いてしまうと、肌に負担を与えてしまいます。気をつけましょう。

7.保湿する
洗顔後は肌が乾燥しやすくなっています。そのまま放置すると肌を保護するために、毛穴から皮脂が分泌されます。過剰な皮脂の分泌は毛穴詰まりの原因となります。洗顔後は、速やかに保湿しましょう。

朝晩で洗顔にかける時間の目安とは


正しい洗顔方法はわかったけれども、「朝も夜も同じくらい時間をかけなくてはならないの……?」と思う人もいるでしょう。たしかに朝はメイクをしていないし、時間に余裕があるわけでもありません。

朝洗顔の目的は以下の通りです。

・寝ている間に分泌された皮脂、付着した汚れを落とす
・前日の晩に落としきれなかったメイク汚れを落とす
・ターンオーバーで排出された不要な角質を落とす

メイクをしていなくても、起床直後の肌にはたくさんの汚れがついています。「朝は時間がないからぬるま湯だけで済ませている」という人もいるかと思いますが、朝洗顔でも洗顔料を使うのがよさそうです。

朝洗顔では、肌に泡をのせてから15秒程度で洗うのがよいと言われています。

夜洗顔の目的は、朝洗顔とは少し異なります。

・外出中に付着したホコリや汚れを落とす
・クレンジングで落としきれなかったメイク汚れを落とす
・肌に残ったクレンジング剤を落とす

夜洗顔では、皮脂や汚れだけでなくメイク汚れやクレンジング剤も落とす必要があります。朝洗顔よりも丁寧に、肌に泡をのせて1分以内で洗うとよいとされています。

汚れをしっかり落とすなら泡洗顔を意識しよう

「肌に泡をのせて数十秒程度で顔の汚れを落とせるの……?」と不安になる人もいるかもしれません。顔の汚れをキレイに落とすには、しっかりと泡を立てるのがポイントとなります。

しっかりと泡を立てて洗顔することで、以下のようなメリットがあります。

・肌を守るクッションの役割をしてくれる
泡が少ないと指の刺激が直接、肌に伝わってしまうため負担を与えます。泡をたっぷりと立てることで、泡がクッションの役割を果たして肌を余計な刺激から守ってくれます。

・汚れを落としてくれる
たっぷりと立てられたきめ細かな泡は、皮脂・古い角質・ホコリなど肌の汚れに吸着します。汚れが吸着した泡をしっかりと落とすことで、肌もキレイになるのです。

ではきめ細やかな泡をたっぷり作るには、どうしたらよいのでしょうか。

1.手のひらに洗顔料を広げる
2.お湯を数滴垂らし、馴染ませる
3.手のひらをお椀のようにし、もう片方の指で泡立てる。泡をつぶさないようにするのがポイント

泡の量が少なかったり、キメが粗かったりすると、肌についた汚れをしっかりと吸着してくれません。また肌に余計な刺激を与えて負担をかけてしまい、肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

いくら正しい手順で洗顔をしても、きちんと泡立てられないことで、汚れを落とせないのはもったいないですよね。

もしなかなかうまく立てられないという人は、ホイップタイプの洗顔料を選んだり、洗顔ネットを使ったりするのもよいでしょう。

洗顔に長い時間をかければよいのではありません

クレンジング・予洗い・洗顔料をのせて洗顔・すすぎなど洗顔はただ顔を洗うだけでなく、いくつかの工程があります。

ただし一つ一つの工程にそれほど多くの時間をかけるべきではありません。

とくに洗顔料を顔に載せて洗う時間は、朝で15秒程度、夜は長くても1分以内がベターと言われています。

たっぷりの泡で長時間かけて洗った方がたくさん汚れを落とせるような気もしますが、そのようなことはありません。

長時間、洗顔料で顔を洗うと、泡とはいえ肌を摩擦する時間が増えます。その分、肌をこすりすぎてボロボロになる、必要以上に皮脂を取り過ぎてしまうなど肌への負担も大きくなります。

肌への負担が大きくなると、乾燥・炎症・毛穴が目立つなどのトラブルを引き起こしやすくなります。

皮脂の取りすぎは皮脂の過剰分泌を促し、毛穴詰まりの原因となります。炎症を起こすと赤みや痛み、細菌が入ってしまうとニキビができる可能性も高まります。

キレイな肌を保つためには、適度な時間で優しく洗顔することが大切です。

(まとめ)長時間の洗顔でなくても毛穴汚れは落とせます!


NG洗顔と正しい洗顔のやり方についてご紹介しました。ポイントは以下の通りです。

1.顔の洗いすぎはNG
2.洗顔の目的は「余分な皮脂や顔の汚れを落とすこと」
3.長時間かけて洗顔しなくても十分にキレイな肌を保てる
4.泡をのせて洗う時間は、朝は15秒程度、夜は1分以内がベター
5.きめ細かなたっぷりの泡で洗う

一見、時間をかけた方がキレイになりそうでも、やり過ぎは禁物です。長時間かけなくても、毛穴汚れ・皮脂・ホコリなどを落とすことは十分可能です。

今回、紹介したNG洗顔を行っていたのであれば、これを機に正しい洗顔のやり方をマスターしましょう。適度な時間と適度な力でキレイな肌を保ってくださいね。