お肌のタイプや悩みごとに、洗顔料の選び方があります


「とっても評判のよい化粧水を毎日たっぶり使っているのに、お肌に潤いもハリも感じられず、くすみも改善しません。」「化粧水の美容成分が浸透していないのか、まったくお肌がよくなりません…」

毎日使う洗顔料について、気にかけたことはありますか?自分のお肌に合った洗顔料を使っていないと、こうしたお肌の悩みを抱えてしまいます。

評判のよい化粧水を毎日使っていても、なかなか改善が見られないのは、洗顔料が原因かもしれません。お肌のタイプにあっておらず、汚れをしっかりと落とし切れていないのではないでしょうか?

汚れが残ったままでは、いくら高価な化粧品でも、皮膚の奥まで美容成分は浸透していきません。これではよくなるどころか、ニキビや肌荒れの原因となるでしょう。

洗顔はスキンケアの基本です。毎日のお肌の汚れをしっかりと除去することで、健康的なお肌をキープできます。そのため毎日使用する洗顔料選びはとても重要です。

自分のお肌にあわない洗顔料は、肌トラブルを招く原因にもなります。今回は、毎日使用する洗顔料の選び方、正しい洗顔方法などを紹介していきます。

自分のお肌にあった洗顔料の選び方

洗顔をした後のお肌がすぐにカサカサしてしまうため、たっぷり保湿クリームを塗ってケアをしても、翌日の朝、洗顔をするとまたカサつきが戻ってしまう、ということはありませんか?

そんな悩みを抱えている人は、おそらく乾燥肌です。

乾燥肌の人が洗浄力の高い洗顔料を毎日使っていればお肌はますます乾燥してしまいます。逆にオイリー肌の人が、保湿成分配合の洗顔料を使い続ければ、ますますお肌はテカってしまうでしょう。

お肌には、乾燥肌・オイリー肌・敏感肌など、それぞれに肌質があります。美肌を取り戻すためには、自分の肌質に合った洗顔料を選ぶことがとても重要です。

そして洗顔料にも、ジェルタイプ・固形石けん・泡タイプ・クリームタイプ・パウダータイプなど、さまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、洗顔を発揮する得意な肌質が異なります。

洗顔は毎日行うものです。そうした情報をしっかりと知ったうえで、洗顔料を選びましょう。

洗顔の目的

毎日なんとなく洗顔をしている人は意外と多いのではないでしょうか。なぜ洗顔をするのかを知らなければ、洗顔料の選び方も、正しい洗顔方法もわからないのが当然ですね。

では仕事や学校から帰宅後に洗顔をする目的、朝起きた時に洗顔をする目的を説明していきましょう。

人の肌は毎日、汗や皮脂を分泌しています。この皮脂と汗が混ざり合ったものを皮脂膜といいます。

皮脂膜は外部の雑菌の侵入や増殖を防ぎ、衝撃や刺激から守る役割や、角質層の水分の蒸発を防ぐなど、お肌の健康を維持するためにとても重要な役割を果たしています。

しかし洋服を着ている体の肌の部分とは違って、顔のお肌は一日中外部にさらされています。空気中のちり、ホコリや雑菌などが皮脂膜につき、お肌は汚れた状態になります。

この汚れが付着した皮脂膜をしっかり洗い流し、お肌を清潔な状態にすることが夜の帰宅後に洗顔する大きな目的です。お肌が汚れたままではキレイな皮脂膜をつくることができません。

またお肌の汚れを長時間そのまま放置しておくと、お肌への刺激となり、肌荒れ・ニキビ・乾燥など、肌トラブルを招く原因にもなりかねません。

朝起きた後も、洗顔をする必要があります。外出したのでもなく、メイクもしていないのになぜ?と思うかもしれませんね。

しかし睡眠中も汗や皮脂はずっと分泌しています。日中の外出時に比べて、たしかに汚れは少ないのですが、一晩かいた汗で汚れた皮脂膜をしっかり洗い流し清潔な状態にしておくことで健康的な状態を保つことができます。

洗顔のメリット


洗顔でお肌を清潔に保つことでさまざまなメリットがあります。説明していきましょう。

1.ターンオーバーを正常にする
皮膚の表面にある古い角質が自然とはがれ落ちることで、表皮の細胞が入れ替わりキレイな肌を常に維持できます。これはお肌の新陳代謝といわれるターンオーバーのサイクルが正常に働いているからです。

ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが起きやすくなります。さらにお肌はくすみがちになり、潤いやハリを失い、お肌の老化の原因にもなります。

ターンオーバーを正常に保つには、毎日の洗顔で古い角質をしっかりと洗い流すことが大切です。清潔であれば、ターンオーバーは正常に機能し、お肌は常に健康でいられます。

2.保湿ケアの美容成分の働きをアップさせる
洗顔で空気中の雑菌やほこり、皮脂や古い角質を取り除くことで、洗顔後に使う化粧品の美容成分がお肌の奥に浸透しやすくなります。

美容成分にはお肌にハリと潤いを与えるもの、シミやくすみを軽減するもの、保湿を高める成分など、さまざまな働きがあります。

しかし毛穴に汚れが詰まっていたり、お肌の上に古い角質が残っていたりしては、それら美容成分の作用を十分に得ることはできません。理想のお肌を取り戻すためには、しっかりと洗顔をすることです。

洗顔料のタイプで選ぶ

洗顔料にはさまざまなタイプがあります。その特徴を知ることでお肌にあう洗顔料がわかってきます。

1.フォームタイプ(クリームタイプ)
数ある洗顔料の中でも、もっとも多いのがフォームタイプです。

チューブの容器に入っていて使いやすく、衛生的です。美容成分が配合されているもの、洗浄力が強いタイプ、弱いタイプなどさまざまな商品があります。

古い角質を取り除く作用があるスクラブ入り洗顔料も、このフォームタイプに多く見られます。スクラブ洗顔料は細かい粒子で汚れを除去していくのが特徴で、お肌への刺激になることもあります。

しかしスクラブ入り洗顔料は、乾燥肌や敏感肌は毎日使いには向いていません。

2.固形石けん
固形石けんは、合成界面活性剤が入っていない商品がほとんどです。そのためお肌への刺激が少なく、汚れもしっかり除去できるので、どのようなお肌のタイプでも安心して毎日使うことができます。

泡を立てづらいのが難ですが、泡立て用ネットを使うと簡単にたっぷりの泡が作れます。

3.泡タイプ
すでに泡となって出てくるので、泡立てる必要もなくすぐに洗顔できるのがメリットです。しかし泡を立てるための発泡剤や、洗浄力の強い合成界面活性剤が配合されている商品が多く、お肌への刺激になります。

洗顔料はお肌の汚れを取り除くためのものなので、余計な不純物はお肌へよい影響を与えません。とくに敏感肌や乾燥肌の人は、毎日使いには控えましょう。

4.ジェルタイプ
水分が多く含まれているので、泡立ちもよく、使いやすいでしょう。洗浄力が高いものが特徴で、オイリー肌タイプの人にはおすすめです。乾燥肌・敏感肌の使用は控えましょう。

5.リキッドタイプ
水分が多く、泡立てる必要もなく手軽に使用できるのがリキッドタイプの洗顔料です。洗浄力が強いので、オイリー肌タイプの人に向いています。

6.クリームタイプ
お肌への負担が少なく、乾燥肌や普通肌タイプに向いている洗顔料です。洗浄力が低いため、オイリー肌には物足りなく感じるかもしれません。

7.パウダータイプ
石けんを粉にしたパウダータイプは、水分が含まれていないので、防腐剤など余計な成分が配合されていないのが特徴です。そのためお肌への刺激は低く、敏感肌やもともとお肌の弱い人に向いています。

ただ泡立てるのが大変なことと、パウダーに水が入らないように保管するのが難しいようです。

肌質タイプで洗顔料を選ぶ

肌質によって洗顔料の選び方も変わってきます。

人の肌質は弱酸性なので、弱酸性タイプの洗顔料を選ぶのがよいのですが、弱酸性の洗顔料は洗浄力が低いのが特徴です。しかし洗い残しが出ること、オイリー肌の人には保湿力が高過ぎたりすることが不安材料にもなります。

逆に弱アルカリ性では洗浄力が高く、お肌への刺激となることもあります。それらの特徴を知った上で、自分の肌質に合った洗顔料を選びましょう。

1.乾燥肌によい洗顔料
洗顔はもともとお肌の皮脂を洗い流すものなので、油分の少ない乾燥肌タイプは、保湿成分が多く配合されたクリームタイプや、多少の潤いを残して洗顔できるフォームタイプがよいでしょう。

気をつけたいのは、スクラブやメントールが配合されていない洗顔料を選ぶことです。お肌への刺激が強いため、乾燥肌には向いていません。

2.オイリー肌によい洗顔料
余分な皮脂で常にテカテカしているオイリー肌には、洗浄力の高い弱アルカリ性の洗顔料がおすすめです。ジェルタイプは皮脂をしっかりと除去し、洗い上がりもさっぱりです。

3.敏感肌
弱酸性の洗顔料を選びましょう。洗浄力は弱いですが、その分お肌への刺激は低く安心して使うことができます。

合成界面活性剤、防腐剤など余計な成分が配合されていないものがおすすめです。

正しい洗顔方法とは


自分のお肌に合う洗顔料が見つかりましたか?では次に正しい洗顔方法を説明しましょう。

間違った洗顔方法では、毎日の汚れを除去できないどころか、お肌への刺激となり肌トラブルを招く原因にもつながります。これまでの自己流の洗顔方法を見直して、健康で美しいお肌をすぐにでも取り戻しましょう。

1.ぬるま湯でお肌を軽く洗います。

2.適量の洗顔料を手に取り、よく泡立てます。泡立て用のネットを使うと短時間で、キメの細かい泡をたっぷりと作ることができます。

3.顔全体に泡を載せます。手でゴシゴシこすらずに、泡を手で転がすように洗っていきます。皮脂腺の多い額、鼻の周り、フェイスラインはとくに丁寧に洗いましょう。

4.ぬるま湯でしっかりと泡を流します。この際も手でゴシゴシこすらずに、優しく丁寧に流していきます。

5.清潔なタオルをお肌に押し当てるように、水分を拭き取ります。この時もお肌をこすらないようにしましょう。

6.洗顔後はすぐに保湿ケアを行います。

(まとめ)肌質にぴったりの洗顔料を選んで、お肌を改善しましょう

1.洗顔の目的
2.洗顔のメリット
3.洗顔料のタイプで選ぶ
4.肌質タイプで洗顔料を選ぶ

洗顔料は毎日使うものなので、自分の肌質に合ったものを選びましょう。そうすることで、これまで悩んでいた肌トラブルも徐々に改善し、健康的で美しいお肌を取り戻すことができます。