こすらない洗顔で、潤いあるお肌へと改善しましょう


毎日しっかりとお手入れをしているのに、お肌がいつもカサカサしています。保湿ケアで使う化粧品が原因でしょうか?

顔のテカリがひどくて、その度にメイクを直しています。時間があるときは洗顔をして皮脂を流していますが、さっぱりとして気持ちはよいのですがとても面倒です。

こうしたお肌の乾燥や余分な皮脂が浮くなどのお肌トラブルを抱えている人ほど、毎日のスキンケアを念入りに行っていることが多いようです。しかしスキンケアのやり過ぎは美肌づくりには禁物です。

お肌の皮脂や汗をしっかりと落としたい、毛穴の奥に詰まった汚れを根こそぎ取り除きたいがために、時間をかけてクレンジングや洗顔をすると、逆にお肌はそれが刺激となり荒れた状態となってしまいます。

1日に何度も洗顔をするのはもちろん、洗浄力の強い洗顔料を毎日使用する・長時間の洗顔・力を入れてこすり洗いをする・洗顔時のマッサージなどは、どれもお肌に負担をかける行為です。

念入りに洗顔をすることがよいと思って続けてきた人は、これまでの洗顔方法を見直すだけで、お肌は見違えるほど変化するでしょう。

今回は、こすらないで汚れをしっかり除去し美しいお肌を取り戻す洗顔方法を紹介します。

こすらないで汚れをすっきり除去する洗顔方法

健康で美しいお肌をつくるのは、毎日の洗顔がもっとも大切なスキンケアです。とはいえ正しい方法でお手入れをしなければ、あっという間にさまざまな肌トラブルにおちいります。

今、自分が行っている洗顔方法をチェックしてみましょう。以下の項目に1つでも当てはまる人は要注意です。

1.クレンジングや洗顔のときに、ゴシゴシ力を入れている

2.クレンジングや洗顔の際、リンパマッサージを取り入れている

3.洗顔後に、硬いタオルでゴシゴシこすって拭いている

4.洗顔後の保湿ケアで、化粧品をお肌にこすりつけている

5.ファンデーションをつけるとき、パフでお肌にこすり込むようにしている

6.汗をかいた時、タオルでゴシゴシこすってふいている

この6つの項目はどれも間違ったスキンケアです。毎日続けていると、お肌はキメがなくなり荒れた状態になります。正しい洗顔方法を身につけて健康なお肌へと改善しましょう。

間違ったスキンケアを続けるとお肌はどうなるの?


健康的で美しいお肌とは、キメが細かくて潤いがありふっくらとした状態です。逆にキメがなく潤いのないしぼんだ状態の不健康なお肌は、シミ・くすみ・小じわが目立ち、ひどく乾燥した状態です。

こうした不健康な人のお肌の症状は、洗顔やメイクをする時に頻繁に手で触れる部分に多く見られるのが特徴です。

さらに洗顔やクレンジングの際にリンパマッサージをしている人、美顔器マッサージを毎日行っている人のお肌は、顔全体のキメがなくなっていることが多くあります。

これらはすべて、顔をこすり過ぎていることが原因に挙げられます。キメのないお肌はシミやくすみもできやすく、それを隠そうと今度はファンデーションやコンシーラーをゴシゴシと使ってしまいがちです。

人はもともと、キメが細かくふっくらとしたお肌を持っています。しかし間違ったスキンケアや間違ったメイク方法を続けたことで、乾燥肌や敏感肌になってしまっているのです。

お肌の潤いを保持する

お肌は外側から、表皮・真皮・皮下組織という3層から成り立っています。一番表面にある表皮の一番外側には角質層があり、セラミドなどの角質細胞間皮脂、天然保湿因子(NMF)や皮脂膜など保湿成分が存在しています。

この角質層は、外部から異物の混入を防ぐ働き、体内の水分が外部へ逃げるのを防ぐバリア機能、そしてお肌の水分を保持する役割があります。

これら角質層の機能は角質細胞間皮脂、天然保湿因子や皮脂膜などによって保たれています。そのため保湿成分が正常に機能しなくなると、お肌は乾燥しさまざまなトラブルを招くことになります。

どんなに高価な美容液や化粧品であっても、人の体内で作られる角質層の保湿成分に勝るものはないといわれています。

このことから、お肌のバリア機能を正常に機能させるためには健康なお肌を維持することの大切さが理解できます。そのためには正しいスキンケアを実践することがとても重要です。

しかし角質層にある保湿成分は落ちやすく、間違ったスキンケアを行えばあっという間にお肌の変化を生じるでしょう。

たとえば
・洗浄力の高い洗顔料を毎日使っている

・1日2回以上の洗顔している

・適量以上の洗顔料を使って洗顔している

・スクラブ入り洗顔料を使っている

・洗顔ブラシを使って洗っている

・洗顔時にマッサージをしている

・熱いお湯ですすいでいる

こうした間違った行為を行うと、すぐに角質層にある角質細胞間皮脂、天然保湿因子や皮脂膜などの保湿成分は流れ落ちてしまいます。

ただ皮脂と汗が混ざりあった皮脂膜は、数分後には回復します。皮脂や汗は常に分泌されているので、洗顔後の皮膚はある程度の潤いがキープできるのです。

皮脂膜は保湿ケアで補うことができますが、洗顔料で流されたセラミドなどの角質細胞間皮脂や天然保湿因子は、保湿クリームをたっぷりと塗ったからといって回復することはできません。

キメも潤いもなくしぼんだ不健康なお肌は、外側から化粧品を塗っただけで、もとに戻すことは難しいでしょう。やはり、体内で作られる保湿成分を落とさないスキンケアを続けることが重要です。

こすらない洗顔方法

洗顔料はさまざまなタイプがあります。どのような洗顔料であっても、キメの細かいたっぷりの泡をつくり、その泡をクッションにしてなでるように洗うのがポイントです。

ではこすらない洗顔方法の手順を紹介します。

1.洗顔前に、手を洗浄し清潔にします。

2.ぬるま湯で顔を流します。

3.洗顔料をしっかりと泡立てます。泡立て用のネットを使うと短時間でモコモコの泡を作ることができます。手を逆さにしても落ちないくらいの濃密な泡が理想です。

4.皮脂の多い額、鼻の周りなどのTゾーンからたっぷりの泡を載せていきます。お肌の上でたっぷりの泡をクッションにして、うぶ毛をなでるように優しく洗っていきます。

お肌をゴシゴシとこすらなくても、モコモコの泡が汚れを吸着してくれます。

5.次にフェイスライン、最後に皮膚の薄い目元、口元をさっと洗っていきましょう。

6.ぬるま湯ですすぎます。すすぎのときもお肌に手が触れないように、パシャパシャとお湯をお肌にかけて泡をしっかりと流していきます。

髪の生え際や小鼻はすすぎ残しが多い部分なので意識して流しましょう。

7.ふわふわの柔らかい清潔なタオルで、お肌を優しく押さえるようにして水分を拭き取ります。このときもお肌をゴシゴシとこするのはNGです。

8.洗顔後はすぐに保湿ケアを行います。一般的に、化粧水・美容液・乳液・クリームの順で行います。

化粧品メーカーによっては順番が異なるので確認してから行いましょう。

化粧品をお肌につける際も、こすらないように注意しましょう。優しく丁寧につけていきます。

お肌にあった洗顔料の選び方


これまで洗顔料をなんとなく選んでいた人も多いのではないでしょうか。角質層の保湿成分を失わないためには、正しい洗顔方法はもちろんのこと、自分のお肌に合った洗顔料選びも大切です。

洗顔料はさまざまなタイプがあります。それらの特徴を知って、自分の肌質にあうもの、お肌に刺激を与えずにしく洗い上げるものを選んでください。

1.フォームタイプ
フォームタイプはチューブの容器に入っていて使いやすく、泡立ちもよく衛生的です。美容成分が配合されているので、自分の肌質にあったものを選びやすいでしょう。

フォームタイプにはスクラブ入り洗顔料もあります。細かい粒子で古い角質を取り除く作用を持ち、これはお肌への刺激になるので毎日使いには向いていません。

2.固形石けん
固形石けんは、天然由来の成分で作られたものがほとんどです。合成界面活性剤やその他の添加物が入ってないので、お肌への刺激も少なくどのような肌質でも安心して毎日使うことができます。

洗い上がりはさっぱりとしていて、皮脂汚れもしっかりと除去できます。

3.パウダータイプ
酵素洗顔の洗顔料に多いのがパウダータイプです。水分が含まれていないことから、防腐剤などは配合されていません。

お肌への刺激が少なく敏感肌にもおすすめです。

4.泡タイプ
泡タイプの洗顔料は泡立てる必要がなく、時短になるので人気があります。しかし泡を立てる発泡剤が配合されており、また洗浄力の強い合成界面活性剤もほとんどの商品に入っています。

余計な添加物はお肌への負担になるだけです。できるだけ天然由来の成分でつくられた洗顔料を使うことをおすすめします。

5.ジェルタイプ・リキッドタイプ
水分が多く含まれているのが特徴です。洗浄力が高いので、普段から皮脂が多くテカリが気になる「オイリー肌タイプ」の人に向いているでしょう。

肌トラブルを引き起こすNG行為

洗顔をする時は、こすらないで泡をクッションに転がすように洗うのが正しい洗顔のやり方です。これまでの自己流の洗顔方法を見直してみましょう。

肌トラブルを引き起こすNG行為を紹介します。

1.1日2回以上洗顔している
洗顔のやり過ぎは、お肌に必要な皮脂や角質までも流してしまいます。洗顔は1日2回までがベストです。

2.熱いシャワーで強くすすぐ
シャワーで泡をすすぐのは手軽ですが、シャワーの水圧によってお肌にたるみが生じる原因となります。水圧や時間に気をつけましょう。

お湯が熱いほど皮脂汚れが落ちやすいと思いがちですが、熱いお湯ですすぐと汚れだけでなくお肌に必要な皮脂や角質までも一緒に流してしまいます。

3.冷水ですすぐ
冷水では皮脂汚れや古い角質はしっかりと落とし切れません。また急激に冷やされることで、お肌はダメージを受けてしまいます。

4.時間をかけて洗顔している
汚れをしっかり取り除きたいからと、洗顔料を長時間お肌の上に載せているのはよくありません。乾燥など肌トラブルを引き起こす原因にもなります。

(まとめ)洗いすぎない洗顔方法で美肌を取り戻しましょう

1.間違ったスキンケアを続けるとお肌はどうなるの?
2.お肌の潤いを保持する
3.こすらない洗顔方法
4.お肌に合った洗顔料の選び方

健康的で美しいお肌を取り戻すためには、洗い過ぎない、こすらない洗顔を心掛けることです。これまでの自己流の洗顔を見直して今日から実践してみましょう。

キメのあるふっくらとしたお肌がすぐにも実感できるはずです。