酵素の力で、毛穴の黒ずみもスッキリ除去


毛穴に詰まった汚れや黒ずみを解消するのは、なかなか難しいものです。

毛穴トラブルによいと評判の洗顔フォームをいろいろと試してみても、結局は瞬時に汚れが取れる毛穴パックを頻繁に使っている、というケースをお聞きします。

毛穴パックは、目に見えて汚れが取り除けるので、一気に気分爽快となります。でも、毛穴パックは粘着力が強く、はがす時は痛いため、同時にお肌が傷つき、毛穴開きの原因にもなり兼ねません。

こうした毛穴トラブルに長年悩まされている人たちの間で、近年注目されているのが、酵素洗顔というものです。

酵素洗顔は、毛穴パックのように痛みを感じることもなく、使用後はスベスベのお肌を実感できる画期的なアイテムです。フェイシャルエステサロンでも取り入れており、人気の施術となっています。

しかし、間違った使い方をしてしまうと、お肌はダメージを受け、悪化させることにもなります。
お肌への良い影響を実感するためには、酵素洗顔の正しい使い方を知ることが大切です。

酵素洗顔が毛穴汚れにどんな影響があるの?


洗顔料には固形石けん、ジェル、ミルク、スクラブやパウダーなどさまざまなタイプがあります。

酵素洗顔は酵素が入った洗顔料で、毛穴に詰まった角質や黒ずみを強力に除去する特性があるものです。

そのため酵素洗顔を使用したお肌はツルツルスベスベの美肌となり、その後の保湿化粧水や美容液などの浸透力もアップします。

また酵素洗顔は、エイジングケアとしても注目を集めているスキンケアアイテムです。若い世代だけでなく、お肌のたるみ、しわやしみに悩む世代の女性の間でも使われ始めています。

このように多くの毛穴トラブルの悩みを解決してくれる酵素洗顔を、今すぐに使わない手はないですね。

美肌を取り戻すためにも、酵素洗顔についてわかりやすく説明していきたいと思います。酵素洗顔のメリット、デメリットを知って、上手に日々のスキンケアに取り入れていきましょう。

そもそも酵素洗顔とは?

酵素洗顔は、酵素が入っている洗顔料ですが、その酵素とはどんなものでしょうか。
酵素は、人の体の中では、タンパク質や脂肪を分解する働きを持ち、また骨や筋肉が動いたり、生成されたりするのを助ける成分でもあります。

私たち人間は、酵素の働きがあって生きている、といえるほど大切なものです。
酵素にはたくさんの種類があります。
酵素洗顔に使われているのは、体内で作られるような消化酵素と、食物に含まれる食物酵素の2つです。
これらの酵素が毛穴に詰まった皮脂や古い角質を落としてくれるでしょう。

酵素洗顔に使われる酵素の種類

酵素洗顔に使われるのは、消化酵素と食物酵素です。

消化酵素には、アミラーゼ(ブドウ糖分解酵素)、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)があります。
この中で酵素洗顔には主に、プロテアーゼとリパーゼが使用されています。
その他に使われているのは、食物酵素のパパイン酵素、パイン酵素などです。

それぞれの性質や働きの違いを覚えておくと、商品を選ぶ際にとても役立ちますよ。

・プロテアーゼ
プロテアーゼはタンパク質を分解する働きがあります。
人の体内にも備わっている消化酵素ですが、パイナップルやショウガにも含まれるものです。

プロテアーゼが配合された酵素洗顔を使うことで、タンパク質でできている角質汚れを取り除く作用があります。

・リパーゼ
リパーゼは、脂肪や皮脂を分解する働きがあります。
人の体内をはじめ、アボガド、納豆、チーズなど多くの生物や食物に含まれている酵素です。

過剰分泌した皮脂を洗い流し、酸化による黒ずみ汚れを防ぐ働きが期待できます。

・パパイン酵素
パパイン酵素は、成熟していない青いパパイヤに含まれている食物酵素です。プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の一つとなります。

不要な角質だけを落とす作用があり、これは数ある酵素の中でもパパイン酵素だけの特性です。ほとんどの酵素洗顔で使用されている酵素です。

・パイン酵素(ブロメライン)
パイン酵素は、パイナップルに含まれる食物酵素になります。タンパク質を分解する作用があります。

酵素洗顔の毛穴にもたらすメリット

酵素洗顔を行うことで、お肌にはどのようなメリットがあるのかを説明していきましょう。

・ターンオーバーを正常にする
酵素洗顔には、お肌の新陳代謝といわれるターンオーバーを正常に戻す働きがあります。
加齢や紫外線、偏った食事やストレスなどさまざまな原因でターンオーバーが乱れてしまうと、乾燥肌、シミ、くすみなどのトラブルを引き起こすのです。

酵素洗顔をすることで、新しいお肌が生成され、いつも美しい状態を維持できるのです。

・毛穴に詰まった角質汚れ、黒ずみを除去できる
普段のクレンジング、洗顔では落とし切れなかった余分な皮脂、古い角質、メイク汚れなどが毛穴にたまっていき、角栓となります。

角栓は空気に触れると酸化して黒ずむため、ますます毛穴が目立つ状態となります。

こうした毛穴詰まりや黒ずみも、酵素の力で分解し、すっきりと除去できるでしょう。ザラついていたお肌もスベスベになり、洗顔後の化粧水や美容液が毛穴の奥まで浸透し、潤いのあるお肌へと導いてくれます。

・健康的な肌の色になる

過剰に皮脂が分泌すると、皮脂が酸化し毛穴が黒ずんできます。皮脂腺はとくに額と鼻の部分に多く、黒ずみも目立ってしまうのです。
酵素洗顔で黒ずんだ毛穴が解消され、お肌の色が明るく健康的な印象になります。

・乾燥肌が改善される
酵素洗顔が古い角質を除去することで、洗顔後の保湿ケアの美容成分の浸透力が高まります。これまでのスキンケアよりも、潤いのあるキメ細かなお肌を実感できるでしょう。

酵素洗顔を取り入れる際の注意点(酵素洗顔のデメリット)


肌質やその日の体調などで、酵素洗顔がお肌トラブルを引き起こす場合があるかもしれません。
酵素洗顔を使う際の注意点を理解した上で取り入れてみてください。

・皮脂の過剰分泌を招く
酵素洗顔をやり過ぎたり、酵素洗顔の成分がお肌に合わなかったりすると、必要な皮脂や角質までも除去されてしまいます。

ダメージを受けたお肌は、皮脂を過剰に分泌して守ろうとします。
その結果、乾燥肌や敏感肌になり、バリア機能の低下などを招いてしまうのです。
また乾燥により、シワやほうれい線などが目立ってしまうこともあります。

・アレルギー体質、お肌の弱い人にはリスクが伴う
酵素洗顔は、天然成分の酵素以外にも、さまざまな成分が配合されています。

そのため、アレルギー体質、敏感肌、お肌がもともと弱いという人が使用した場合、ヒリヒリするなどの刺激を感じることがあるでしょう。

酵素洗顔の選び方

酵素洗顔料はどれも同じものではありません。配合されている酵素の特性や、その他の成分を確認し、自分の肌質にあった洗顔料を選びましょう。

選ぶ際のポイントを紹介します。

・自分の肌質に合った洗浄力であること

・お肌への刺激がないこと

・泡立ちの良さ、キメ細かいたっぷりの泡がつくれること

・洗顔後の感触、質感がよいこと

・シンプルな配合成分であること
(香料、着色料、アルコール、界面活性剤、防腐剤などの添加物が入っていないもの)

・洗浄成分がお肌に優しい純石けん、またはアミノ酸系界面活性剤を使用したものであること

酵素洗顔の正しい手順

酵素洗顔は正しい使い方で行わなければ、逆に肌トラブルを招く可能性があります。
使用頻度や手順などを守って、すべすべのお肌を実感しましょう。

・酵素洗顔の頻度
酵素洗顔は週1〜2回のスペシャルケアとして取り入れるのがオススメです。

はじめて使用する場合、お肌の弱い人や敏感肌の人は、2週間に1回ぐらいのペースで始めると安心です。お肌が慣れてきたら頻度を増やしてみるとよいでしょう。

酵素洗顔をしても毛穴の黒ずみがすっきり除去できなかったとしても、連続使用は避けましょう。お肌がダメージを受け、トラブルを招くことになります。

積もり積もった汚れを一気に落とそうとせずに、徐々にキレイにしていく気持ちで行いましょう。

・酵素洗顔の手順
酵素洗顔をする前に、毛穴を開かせておくと、より毛穴の汚れを落とすことができます。
あらかじめ蒸しタオルや蒸気で毛穴を開かせておくとか、入浴で身体が温まっているタイミングで行うのもよいでしょう。

1.酵素洗顔料を手に取りぬるま湯を加えて、よく泡立てます。泡立てネットを使うと手早く泡立てができるでしょう。

2.たっぷりの泡ができ上がったら、顔に載せます。手でこすらずに泡を転がすように洗っていきます。毛穴の汚れや黒ずみが気になる部分は、集中的に洗いましょう。

3.すすぎはぬるま湯で丁寧に洗い流します。
洗顔後は清潔なタオルでお肌をこすらずに、水分を吸い込ませるように押しながら拭き取りましょう。

4.酵素洗顔をした後のお肌は柔らかくなっているので、化粧水や美容液も浸透しやすくなっています。
時間を空けずに、化粧水、美容液、乳液、クリームの順でしっかりと保湿しましょう。

こんなお肌の状態の時は、酵素洗顔を避けましょう

気温、気候、体調などによってお肌の状態は変化するものです。
その日が待ちに待った週1回のスペシャルケアの日とはいえ、お肌の状態が優れない時に行っては、逆に肌トラブルを招いてしまうこともあります。

以下のようなお肌の状態の時は、酵素洗顔の使用は控えた方がよいでしょう。

1.生理や花粉症などでお肌が荒れている時

2.赤いニキビ、化膿しているニキビが出ている時

3.お肌がひどく乾燥している、敏感になっている時

4.乾燥などでお肌がかゆい時

5.インナードライ肌と感じる時

こうしたお肌の状態では、酵素洗顔の良さは実感できません。
治療が必要な場合は皮膚科を受診するなど、お肌が健康な状態になった上で酵素洗顔を行いましょう。

どうしても毛穴の汚れ、黒ずみが気になって何とかしたい、という場合には、皮脂腺の多いTゾーンだけを酵素洗顔するなど、パーツごとに行ってみてください。

ひどく荒れている場所や、ニキビのある部分などは避けて行います。
ピリピリしたり、痛みを感じたりしたらすぐに中止して、洗顔料をしっかりと洗い流してください。

(まとめ)酵素洗顔は毛穴汚れを解消できる

1.そもそも酵素洗顔とは?
2.酵素洗顔に使われる酵素の種類
3.酵素洗顔の毛穴にもたらすメリット
4.酵素洗顔を取り入れる際の注意点(酵素洗顔のデメリット)
5.酵素洗顔の選び方
6.酵素洗顔の正しい手順

酵素洗顔は毛穴トラブルに、とてもよい作用をもたらします。しかし使い方を間違えると、お肌はダメージを受けて毛穴の黒ずみはさらに目立ってしまいます。

6つのポイントを理解した上で、上手に酵素洗顔を日々のスキンケアに取り入れて美肌を目指していきましょう。