毛穴に汚れが詰まっていない、キレイな肌の人には共通する特徴があります


まず皮脂が少ないことが毛穴に汚れが詰まりにくい人の特徴のひとつ。
少なすぎると乾燥肌になってしまうので適度な皮脂は必要であり、水分と油分のバランスがとれていることが大切です。

また毛穴の大きさが小さいことも特徴です。
毛穴の大きさは遺伝によることが多く、分泌される男性ホルモンの量で決まるといわれています。

そして水分がしっかりあって、うるおっている肌の人も毛穴に汚れが詰まりにくくなります。

十分にうるおっていると、毛穴の周りにふっくらとしたボリュームが出てハリがあり、毛穴にできる空洞を押し上げてくれるのです。

さらに肌のキメは毛穴の有無に大きな影響を及ぼします。
キメがきちんと整っていると表面がなめらかになり、毛穴の凹凸が目立たなくなります。

また肌がたるんでおらず引き締まっていることも特徴です。
毛穴の汚れが詰まりにくい人の肌は十分にハリがあってたるみがないので、美肌を保つことができるのです。

毛穴の詰まりの原因は3つ


毛穴の詰まりの主な原因は以下の通りです。
1.脂性肌で皮脂が多いこと
角栓の原因になってしまう余分な皮脂が多いため、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。

皮脂腺が多いTゾーンなどは、皮脂の分泌が過剰になり毛穴が詰まりやすいものです。
肌のたるみで開いた毛穴には、皮脂や角質・汚れなどが混ざって詰まってしまいます。

2.乾燥
皮脂の詰まりとは対極にありそうな乾燥ですが、乾燥により皮脂が多く出る原因にもなってしまいます。
さらに皮膚が硬くなって毛穴の伸縮がなくなることでも皮脂が詰まりやすくなるのです。

3.古い角質や汚れ
年を重ねてくると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がはがれ落ちにくくなり、いつまでも残ってしまいます。

その上、毛穴を隠すために塗り込むファンデーションの残りが汚れとなって残ってしまい、これも皮脂が詰まる原因になってしまうのです。

皮脂対策(1) 皮脂とはそもそもどんなもの?

皮脂を分泌するのは皮脂腺です。

皮脂腺は全身にあり、部位によって数が異なります。
皮脂腺は頭皮にもっとも多く、次に顔となります。

皮脂の分泌量は、女性より男性の方が多い傾向があり、冬より夏の方が働きは活発になります。

そして10代後半~20代がもっとも盛んになり、女性は30代はじめくらいから、男性は50代はじめくらいから少しずつ減りはじめるのです。

皮脂の成分は中性脂肪が約半分で、その他ワックスエステル・脂肪酸・スクワレン・コレステロールエステルなどでできています。
またその役割は多岐に渡っています。

皮脂膜と呼ばれる膜を形成することで、肌を弱酸性に保って雑菌の繁殖を抑える働きがそのひとつ。

さらに肌を滑らかにしてツヤを出したり、肌のうるおいを守る働きもあります。

皮脂対策(2) 皮脂と角質のコントロールをする方法

皮脂量を調整して抑えれば、毛穴のトラブルを防ぐことができます。
その際、過剰に分泌された皮脂を取り除いてから保湿で肌のキメを整えることが大切になってきますが、洗顔のし過ぎはNGです。

洗顔をしすぎることは毛穴への刺激になってしまい、これがかえって皮脂の分泌を過剰にしてしまうこともあるからです。
そしてターンオーバーの乱れを改善することも忘れないようにしましょう。

さらに肌に水分量をたっぷり与えることができる化粧水をしっかり浸透させて保湿を行うことも大切。

皮脂の分泌量のケアでは保湿を怠りがちですが、肌のターンオーバーをサポートするのに保湿は必要不可欠です。

乾燥対策(1) 乾燥肌にクレンジングは最小限に

メイクの成分や皮脂などの汚れは、洗顔料だけで落としきれない場合が多いものです。
夜はクレンジングが必要ですが、その洗浄力や界面活性剤が肌に負担をかけてしまいます。

一番よいのは洗顔料や石けんでオフできるものを選ぶことですが、それが難しいようなら、クレンジングの刺激を最小限に抑えるように心がけましょう。

たとえば目元や口元は専用リームバーなどを使って先に落として二度洗いを工夫や、クレンジング剤の量が少ないと肌への摩擦が大きくなってしまうので適量を使用することなどです。

またオイルタイプのクレンジングは洗浄力が強い一方で肌への影響も大きいので、肌への摩擦が少なく、すすいだ後のヌルヌル感が少ないものを選びましょう。

できれば濃いメイクをしたとき以外は、リキッドやジェル・クリームタイプのクレンジングを使った方がよいでしょう。

乾燥対策(2)乾燥肌に役立つ食べ物を摂取する


乾燥肌を改善するための食事では、バランスがよいことがなにより大切になります。
中でもビタミンAを多く含む食品は、皮膚や粘膜の免疫力、新陳代謝を向上させてうるおいのある健康な肌に導きます。

またビタミンB群には肌の新陳代謝を促して炎症を抑える作用があり、不足してしまうと肌荒れやニキビ・皮脂過剰などになりやすくなってしまうのです。

他にもビタミンEは、老化の原因になる過酸化脂質を分解して、抗酸化作用や新陳代謝・血行促進などに効果が期待できますし、ビタミンCやβカロテン・ビタミンB2とともに摂取すると相乗効果があります。

さらにイソフラボンにはコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促して美肌に導く働きが期待できます。
イソフラボンと同じ働きをするのが女性ホルモンのエストロゲンです。

エストロゲンは、加齢とともに減少してしまうので、女性は積極的に摂取するとよいでしょう。

汚れ対策(1) 毛穴に汚れを詰まらせないクレンジング

毛穴詰まりのトラブルを起こさないために、余分な皮脂や角質などの汚れを落として肌の乾燥を避けるためには、洗浄力が高すぎず肌に優しくて、伸びが良く摩擦を起こさないことがポイントになります。

これらの条件に適したクレンジングは、クリームタイプのものです。
クレンジングクリームを適量手に取って、摩擦が起きないように指の腹でマッサージするように顔に伸ばしましょう。

力を抜いて、塗るというよりも優しく伸ばすイメージで行います。
クリームが汚れとなじむと、すべりのよい触感になるので、そうなったら洗い流しましょう。

毛穴汚れを落とそうとすると、つい力が入ってしまいがちです。
でも肌への摩擦は乾燥肌になるだけでなく、シワやたるみにも影響して毛穴もたるんでしまい、これが肌トラブルへと発展してしまいます。

洗い流す水の温度は、高すぎても低すぎても乾燥の原因になってしまいます。
クレンジングも洗顔も、お風呂のお湯よりちょっと低いくらいのぬるま湯を使用しましょう。

さらにホットタオルをすると効果がアップします。
クレンジングをしている間に、ホットタオルを作っておくのが効率的です。
クレンジングの後でホットタオルを顔にあててゆっくり圧を加えます。

その後はしっかり保湿してください。
肌が冷えた感触になるまでしっかりと化粧水を補い、肌に水分を与えましょう。
化粧水の後は美容液や乳液、クリームなどをプラスすることも忘れずに。

ちなみに肌の油汚れを落とすのにもっとも優れているのはオイルクレンジングですが、毛穴汚れの大半は角栓であり、角栓はタンパク質でできているので、オイルクレンジングとは相性が良くありません。

オイルを使わなければ落ちないようなメイクのときはオイルクレンジングが必要になりますが、通常のメイクをしていて毛穴トラブルの解消を目的にクレンジングを選ぶなら、オイルクレンジングでなくてもOKです。

またミルククレンジングは肌に優しいクレンジングですが、水分が多いため汚れを落すパワーがやや弱く、毛穴に詰まった汚れまでは落ちない可能性があります。

クレンジングクリームは肌への負担が少ないクレンジングアイテムです。
でもW洗顔が必要になるからクレンジングクリームは避けたいという場合は、通常の保湿クリームで毛穴ケアをしましょう。

汚れ対策(2) 角質をきれいにオフする方法

方法の1つはピーリング。
市販のピーリング剤を使って古い角質を溶かして落とす方法です。
古い角質を落とせば毛穴に詰まった汚れも落ちるので、つるつるの美肌に生まれ変わります。

汚れや角質を落とすことで肌に化粧水や保湿剤が浸透しやすくなり、スキンケアもしやすくなるのがメリットです。
ただし、ピーリングは古い角質や汚れをオフするために行うケアなので、毎日はNGです。

やりすぎると刺激に弱くダメージを受けやすい肌になってしまうので、週1~2回くらいを目安に行うのがベストでしょう。

またスクラブ洗顔も有効な方法です。
洗顔時に汚れや表面の角質を手軽に落とすことができます。
でもこちらもピーリングと同様にやりすぎると必要な皮脂まで落としてしまい乾燥につながります。

通常の洗顔にプラスするかたちで、週1回くらいのペースで行うようにしましょう。

毛穴に汚れが詰まってる時のNGな方法

硬くなって詰まってしまったとても頑固な角栓を取るために、指や爪・毛抜きなどでムリやり引き抜いたり押し出したりするのは絶対にNGです。

これをすると肌に大きなダメージを与えてしまうので、毛穴が広がったままになってしまったり、硬くなってしまったりと、毛穴の詰まりのケアになるどころか重大な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

またゴシゴシと力を入れ時間をかけて丁寧に洗顔をするのも避けましょう。
洗いすぎると、肌の水分保持物質であるセラミドまで根こそぎ洗い流してしまうので、乾燥肌になってしまいます。

さらにゴシゴシ洗うことで過度に摩擦を与えてしまうと、角質を厚くしてしまったりメラニンを活発にしてしまったりするので、これがシミを作る原因にもなってしまうのです。

そして頻繁に毛穴パックを行うことも肌に良くありません。
パックをペリペリはがすときに生じる刺激で、毛穴が広がったままになったり、角質を取り過ぎで敏感肌になってしまったりします。

(まとめ)毛穴に汚れが詰まってる原因を理解してケアすれば、キレイな美肌になれる

1.毛穴の詰まりの原因は、皮脂と乾燥と汚れの3つにある
2.3つの詰まりの原因は適切なケアを施せばきれいな肌を取り戻せる
3.過剰なケアは逆に詰まりを悪化させてしまう

毛穴が詰まってしまう原因をよく理解した上で、日々のケアを怠らず丁寧に洗顔や保湿をすることが大事です。

ただしやり過ぎはかえって毛穴を詰まりやすくしてしまうので、適度に行うことが肝要です。

時には、ピーリングやスクラブ洗顔などのスペシャルケアを取り入れながら、毎日のケアをしっかり続けましょう。