肌タイプ別に、毛穴開き対策の保湿法を紹介します。


年々、肌のかさつきや顔色のくすみが気になってきませんか?
同時に、たるみや小ジワ・毛穴開きも目立ち始めているのではないでしょうか。

そのような肌は、乾燥している一方、別の部分では皮脂が浮いているというような、困ったことになっていませんか?

肌には乾燥していると、皮脂を分泌しカバーして水分の蒸発を防ごうとする機能があります。
分泌された皮脂のバランスが悪いと、顔のべたつきや毛穴開きを招いてします。

肌の乾燥や、水分と油分のバランスが崩れにより、肌や毛穴のトラブルを招いているのです。

そもそも肌が内側からも十分にうるおってふっくらしていれば、キメが整い、毛穴や小ジワも目立ちにくく、とてもキレイな状態となります。

しかし年齢を重ねるごとに、肌のハリを出すコラーゲンやエラスチンが減ってくることもあり、肌が全体的にたるんできてしまい、たるみや毛穴開きが起きてきてしまいます。

ここで重要なのが「保湿」です。
水分や油分を補って乾燥を防ぎ、ハリが取り戻せるような美容成分を与えて、ツヤ肌を取り戻しましょう。

肌質や、毛穴開きのタイプごとにあった、保湿の方法を紹介していきたいと思います。

保湿とはどんなもの?


基本的に洗顔後の保湿は、
・化粧水
・美容液
・乳液
・クリーム
の順で行います。

化粧水は、洗顔後最初の肌に、水分や美容成分を浸透させます。
肌の表面の角質層にうるおいを与え、あとから使う化粧品の浸透力と効果を高めることができるのです。

美容液は、乳液やクリームより油分が少なく、化粧水よりも美容成分がぐっと濃く含まれたものです。

目的や効果によって、洗顔後すぐ、化粧水の前に使うものや、スキンケアすべての最後に使うものもあります。
メーカーのすすめる使用手順で使いましょう。

乳液とクリームは、どちらも油分と美容成分を肌に与えるためのものです。
両方を使ってもよいですし、どちらか片方だけでもOKです。
使ってみて、自分にあったものを選ぶようにしましょう。

違いは水分と油分の割合です。
乳液は水分が多めで、肌のキメを整える役割があります。
クリームの方が、より油分を多く含んでいるので保湿や保護の役割が高くなります。

オイリー肌の保湿ケア

皮脂腺の出口は毛穴の中にあるため、皮脂の多いオイリー肌の人は毛穴が広がりやすくなっているのです。

皮脂の分泌が多いため、毛穴に古い角質やメイク汚れがたまって、角栓が詰まりやすくなります。
そのため酸化して黒くなったり、大人ニキビができてしまったりします。

皮脂が多くテカリが気になるからといって、乾燥対策が必要ない、というわけではありません。
保湿はしっかり行いましょう。

化粧水や美容液は、さっぱりタイプのもので、含まれた美容成分重視で選びましょう。
その後はオイリー肌でも適度な油分を補うことが必要なので、油分控えめの乳液でケアします。

いずれのケアも清潔な手で、肌を優しく抑えるように薄く広げるようにします。

皮脂の分泌を抑え、抗酸化作用もあるビタミンC誘導体が配合された化粧品がオススメです。
ビタミンC誘導体には炎症を抑える効果もあるので、ニキビ対策にもなります。

セラミドやヒアルロン酸には肌のハリを出し、キメを整える効果があるので、毛穴開きの解消が期待できます。

乾燥肌の保湿ケア

乾燥肌とは、本来肌が持っている保湿成分が失われてしまって、カサカサとなっている状態です。
肌表面が傷んでいるので、バリア機能が働いておらず、肌荒れやかぶれなど起きやすくなる傾向にあります。

一時的に、保湿不足、洗顔の回数や紫外線のダメージなどが乾燥肌の原因となっていることもあります。

乾燥していることで、肌の内側からの水分の蒸発を防ごうとして、一部分に皮脂が余分に分泌されて、テカリや毛穴開きを招いてしまうのです。

化粧水には、しっとりタイプのものを選びましょう。アルコールが含まれるものは避けてください。
刺激が強く、肌をもっと乾燥させてしまうからです。

乳液やクリームは、油分がしっかりと入ったものをたっぷり使いましょう。
また保湿力の高い成分である、セラミドやヒアルロン酸が含まれた化粧品がおすすめです。

朝と夜、というように一日のうちで時間や回数を決めるのではなく、乾燥が気になったら、いつでも保湿のクリームや乳液をつけるようにしましょう。

混合肌の保湿ケア

額や鼻といった、いわゆるTゾーンはテカリが気になるのに、目の周り、口元や頬のあたりは乾燥している、というように部分によって肌質が異なるという肌です。

この場合、皮脂の多い部分にはオイリー肌向けの対応、カサつく部分には乾燥肌の対応をする、といったように
ケアを分けて行います。

オイリー部分には、さっぱりした化粧品を、乾燥部分には油分が多めの化粧品を、と使い分けます。

美容液は、どちらにも有効な成分なので、全体に使いましょう。
乳液やクリームは、オイリー部分には薄めに、乾燥している部分にはしっかり載せてください。

保湿効果が高いセラミドやヒアルロン酸は共通ですので、美容液と同様に全体に使いましょう。

敏感肌の保湿ケア


もともと肌が薄く、肌荒れやアレルギーなど起こしやすい肌です。

たくさんのアルコールや強い美白成分が入った化粧品、収れん化粧水などは刺激が強いので、使用は控えましょう。

肌が乾燥しすぎると、バリア機能がさらに弱くなり、肌荒れやアレルギーが起きてしまう危険性が高まります。
含まれる成分ができるだけシンプルで、刺激の少ない化粧品で、保湿をしっかりしていきましょう。

疲れやストレスがたまっていると、肌に影響しやすくなります。
しっかり休み、適度にストレスを発散し、バランスがよい食生活で心身ともに健やかに過ごして、肌にもベストな暮らしをしていきましょう。

普通肌の保湿ケア

とくに肌のトラブルがなく、皮脂の分泌もバランスよく、肌にハリがありキメが整っている理想的な状態です。
このままキープしていきたいものです。

だからといって「自分はもともと平気な肌質だから、何もしなくても大丈夫!」なんて、油断していませんか?
今の肌を傷めず、乾燥させず、大切に守りましょう。

むしろこれから来る、加齢によるダメージを予防する気持ちで積極的にケアしていきましょう。

刺激の強い成分を含む化粧品は避け、乾燥を防ぐため、保湿はいつも丁寧にすることが大事です。
スキンケアのときは清潔な手で、力を入れず優しく行ってください。

開き毛穴の保湿ケア

大人の開き毛穴は、皮脂が過剰に分泌されてしまうことで起こります。

肌が乾燥しているときに、水分の蒸発を防ごうとして、肌表面を保護するために皮脂が分泌されます。
皮脂量のバランスがよければ、ちょうどよい状態となるでしょう。

しかし皮脂の量が多いと毛穴を広げてしまいます。
オイリー肌でも部分的に乾燥している場合(混合肌)、乾燥肌の人でも開き毛穴が起きる可能性があるのです。

肌の乾燥を防ぐことが、開き毛穴の予防になります。
ですから自分の肌質にあった保湿をしっかり行いましょう。

オイリー肌であれば、すでにできてしまった開き毛穴には、肌を引き締める成分の入った、収れん化粧水が使えます。

収れん化粧水には、アルコールやクール感を出すための成分が含まれることが多く、乾燥肌や敏感肌の人には刺激が強い場合があるので、慎重に使用しましょう。

またビタミンC誘導体には皮脂の分泌を抑える効果があるので、配合されている化粧品を選びましょう。
ビタミンC誘導体には、皮脂によるニキビ予防の効果もあるので、さらにおすすめです。

セラミドやヒアルロン酸など保湿成分が含まれた化粧品で保湿ケアをしましょう。
保湿をしっかり行うことで、肌のキメが整って、できてしまった開き毛穴が目立ちにくくなります。

たるみ毛穴の保湿ケア

加齢により、肌にもともとあるコラーゲン・エラスチンやヒアルロン酸の量が減ってきます。
すると肌のハリが失われ、たるんできてしまうのです。

つられるように毛穴も下がった形に広がってきてしまいます。
毛穴が広がり大きくなって、隣の毛穴とつながり、シワのようになってしまうこともあるので注意が必要です。

たるみ毛穴を改善するには肌にハリを与える成分で保湿ケアをしましょう。

やはりセラミド・ヒアルロン酸が入った化粧品を使っていきます。
同時に、ローヤルゼリーエキスやイソフラボンなどエイジングケア成分が配合されたクリームがおすすめです。

ローヤルゼリーエキスは、ビタミン・ミネラル・タンパク質などがバランスよく含まれており、それ自身でも栄養価の高い成分です。
肌のターンオーバーを促し、コラーゲンやエラスチンを生成するのを助けます。

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た効果があるといわれています。
肌の老化を抑え、ヒアルロン酸の生成を助けるのです。

化粧水・乳液・クリームの効果的なつけ方

化粧水・乳液やクリームが十分な効果を出せるよう、つけ方を紹介します。

化粧水のつけ方

1.片手のひらを上にして化粧水をためられるように、真ん中をくぼませましょう。
2.適量の化粧水を手に取ります。しばらく手のひらに置いて温めます。
3.両手に分けて、顔を抑えるようにゆっくり浸み込ませていきましょう。

乳液のつけ方

1.適量の乳液を手に取り、顔の乾燥が気になる部分と顔の中心の鼻のあたりに載せます。
2.中心から外側へ向かって、優しく広げていきます。
3.両手で顔をかるく押さえて浸み込ませましょう。

クリームのつけ方

1.パール1つ分の大きさを指に取り、しばらく体温で温めます。
2.頬・顎・目元・額・鼻の順でクリームを少しずつ載せていきます。
3.顔の中心から外側へ、優しくのばしていきましょう。

顔や化粧品の容器の口には、キレイに洗った、清潔な手で触れるようにしましょう。
シワやシミの原因とならないように、顔に触れるときは力を入れず、優しいタッチで行います。

化粧品は使う量が多すぎると、肌荒れや吹き出物の原因にもなるので注意しましょう。

(まとめ)毛穴開きの保湿ケアのポイント

1.肌質のタイプごとに保湿ケアをする
2.毛穴トラブルのタイプごとに保湿ケアをする
3.保湿ケアの手順とコツがある

以上、毛穴トラブル対策の保湿ケアについて述べてきました。

開き毛穴ができてしまった場合、肌質のタイプや開いた毛穴のタイプによって、適した保湿ケアの方法があるので実践してください。

毎日のスキンケアで保湿はとても大切です。
肌トラブルを防ぎ、エイジング対策にもなります。
保湿をしっかりして、ずっとキレイな肌で過ごしましょう。