詰まった毛穴は入浴時にケアしましょう。


一日の終わり、ゆったりくつろげるバスタイム。
今日も朝から晩まで忙しかったな、と思い返しながら、やっとほっとできるひと時です。

温かいお湯にゆっくり使っていると、冷えやコリで固まっていた全身がゆるんでいくようです。
肩こり、関節、筋肉をほぐすようにマッサージしつつ、やはり顔の肌も気になりますね。

湯船で目の周りを指圧したり、頬のリフトアップなどをしているときに、肌のざらつきに気付いたことはありませんか?

びっくりして鏡でよく見ると、毛穴の部分が詰まって、ブツブツが目立っていてショックを受けた方も多いのではないでしょうか。

お風呂タイムは、体が温まって血行が良くなっており、湯気の蒸気で肌が潤い、毛穴もしっかり開いていてスキンケアには最適の環境です。

このリラックスタイムにスキンケアを行えば、きっと効果てきめんです。
入浴後は鏡でキレイになった肌を再確認して、よい睡眠タイムに入りましょう。

キレイな肌になってステキな笑顔で、また明日もがんばりましょう!

お風呂で毛穴詰まりが解消できる理由


毛穴には立毛筋と呼ばれる筋肉がついており、体温調節の機能を果たしています。

人の体温は平常時には36~37℃ですが、入浴でそれより少し高い温度のお湯に入ると、体が温まってきます。
体温が上がると熱を逃がそうとして立毛筋がゆるみ、毛穴が開がるのです。

スチーマーを使わなくても、毛穴がしっかり開くこのチャンス、すみずみまでキレイにケアができます。

お湯の蒸気や、発汗により肌がしっとりします。また、体が温まることで血行が促進され、新陳代謝がよくなるでしょう。
コリや全身の疲れがとれ、精神的にもリラックスできるので、質のよい睡眠に入れるのです。

結果的にしっかり眠ることができ、肌のターンオーバーが整い美肌に効果が期待できます。

ですから「時間がない」とシャワーで済ませるのでなく、できるだけ毎日、しっかり湯船につかってよく体を温めてくださいね。

お風呂に入る準備をする

入浴時にケアして毛穴詰まりをなくすためには、毛穴をしっかり開くための入浴をしましょう。
入浴による代謝アップとリラックス効果で、良質な睡眠を得て、美肌作りも目指します。

では入浴の準備をしていきましょう。
浴槽にお湯を張ります。

お湯の温度は39~40℃ぐらい、体温よりちょっと高めが一般的にベストです。
温度が低いと体が温まらず、冷やしてしまいます。

また「熱い」と感じてしまうと交感神経が働き、リラックスできません。
季節や体調によっても変わると思いますが、自分が快適だと思える温度に調節していきましょう。

脱衣場の温度管理も大切です。
冬は、脱衣場が寒くお湯との温度差が大きいと、血圧の変動が激しくなり、健康な人でも心臓に負担がかかります。
脱衣場に暖房をかけるなど、室温を上げておきましょう。

気温が高い夏は、脱衣場が暑いと体の温度が上がったまま下がらず、のぼせ状態が続いてしまいます。
扇風機や冷房を使って入浴後は涼み、体温を戻すようにしましょう。

入浴中は思いのほか汗をかきます。
脱水状態にならないように、あらかじめ適度な水分を取っておいてください。

アロマオイルや入浴剤を使う

浴槽に張ったお湯に、アロマオイルを数滴たらすことで、ステキな香りに満たされた空間ができ、リラックス効果が高まります。

しっかり疲れをとりたいときにはラベンダー、風邪気味やアレルギーで鼻詰まりがあるときはユーカリやミント、心を落ち着けたい時はシトラス系のオイル、など日によって使い分けるのもいいですね。

また入浴剤はさまざまなものが市販されています。

色や香りを楽しめるもの、各地の温泉気分が味わえるもの、健康や美容についての成分が含まれたものなどバラエティに富んだものがあります。
そういったものを取り入れるのもいいですね。

全身浴で体を温める

では、一般的な入浴の仕方です。
お湯に肩までつかり、しっかり体を温めます。
ぬる目のお湯にゆっくりと、10~15分程度つかって体の芯まで温まりましょう。

時間はあくまでも目安で、お湯の温度、季節、その日の体調などにより異なります。

自分で「もう温まったな」「十分、体がほぐれたな」と思ったら、浴槽から出てください。

タイマーをかけて我慢して入り続けるのはNGです。
なにより、のぼせて体調を崩してしまっては元も子もありません。

お湯に肩までつかると、体は強い水圧を受けます。
この水圧により、血行やリンパの流れがよくなって内臓の働きが高まり、老廃物がスムーズに排出されるようになるのです。

またお湯につかることで、体に浮力が働きます。
プールで水に浮かび、泳げるのと同じ作用です。
体が軽くなったような浮遊感があり、リラックス効果が高まります。

湯船の中では浮力の影響で、体の節々にかかる重さが軽減され、痛みやコリから少し解放されます。
入浴中や後には関節が温まり柔軟になっていることもあり、入浴中に軽いマッサージ、入浴後には簡単なストレッチなど試してみるのもおすすめです。

ゆっくり時間があるときは半身浴に挑戦しましょう

ぬるめのお湯にゆっくりつかる半身浴は、水量が少ないので、全身浴よりは体に水圧がかからず、心臓への負担が軽くなります。

体の低い位置の方から集中的に温まるため、重力の影響を受けやすい足元からの血行がよくなり、老廃物のスムーズな排出が期待できます。

しかしお湯の温度が低く量が少ないため、寒い冬場には体が温まりにくくなる可能性があるでしょう。
お湯の温度を上げる、水量を増やす、などでムリをしないようにしましょう。

体を冷やして体調不良になったり、風邪を引いてしまったりしてはよくありません。

半身浴のお湯の温度は37~38℃で、通常の全身浴より少し低めにします。
湯量は全身浴より少なめで、浴槽に入った時に胸の辺りになるようにします。

時間は長めに、20分ほどつかると汗がたくさん出てくるでしょう。
防水対策をして読書・スマートフォン・タブレットやテレビなどで時間を過ごすのがオススメです。

入浴時のスキンケア


メイクをした日は、浴槽に入る前までにオフしておきましょう。
メイクが残ったまま入浴すると、メイク汚れがせっかく開いた毛穴を塞いでしまうからです。

また汗をかくと残ったメイクが溶けて流れ落ち、体についたり浴槽に入ったりと清潔ではありません。

1.洗顔
入浴の合間、体が温まり毛穴が開き、肌がしっとりしたところで浴槽から出て洗顔をします。
洗顔料や石けんを手のひらでよく泡立てます。たっぷりの泡を顔に載せ、こすらないように、優しく泡を広げましょう。

指先を使って、顔をマッサージします。コリのあるところは軽く指圧するように、優しく指で押さえます。
肌の薄い目の周りはあまり触れて刺激しないようにしましょう。

最後に洗顔料が顔に残らないよう、体につかないようにキレイに洗い流します。

2.パックをする

毛穴が開き、血行がよくなったところで、ゆっくり湯船につかりながら市販のシートマスクなどを手軽に使って
パックを行うのがおすすめです。
肌が清潔になっており、美容成分の吸収も期待でき、条件としては最適です。

入浴後のスキンケア

入浴後は、せっかく温まった体を冷やさないことが、なにより大切となります。

夏は暑いからといって、長時間冷風に当たったり、冷たいものをたくさん飲んだりして、体を冷やし過ぎないようにしましょう。
冬は体の水滴を手早く拭いて、時間を置かずに服を着て、体の熱を逃がさないようにします。

体が温かいまま衣服を身につけたら、入浴後のスキンケアを始めます。

このとき肌はとてもキレイな状態ですが、半面非常に無防備な状態で、水分が失われやすくなっているのです。
早めに保湿ケアを行ってください。

肌が清潔で温まり、毛穴がしっかり開いているので、化粧品の美容成分が浸み込みやすい絶好のチャンスです。
化粧水・美容液・乳液・クリームなどでしっかり保湿をしましょう。

コラーゲンの生成を助け美白作用が期待できるビタミンC誘導体、保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンなど、肌質にあわせた美容成分の入った化粧品でしっかりケアしていきましょう。

髪を乾かすドライヤーは、風が顔にあたると肌を乾燥させてしまいます。
保湿ケアが済んでから使ってください。

入浴時のNGケア

・熱すぎるお湯はNG

あまり熱いお湯に入浴するのは、血圧の急な上昇と下降を招くため、心臓に負担がかかりよくありません。
とくに寒い時期は、入るお湯との温度差が大きくならないように脱衣場を暖めておきましょう。

また熱すぎるお湯では、肌の必要な皮脂が洗い流されてしまい、かさかさの乾燥肌になってしまう危険もあります。
角質層が乱れていると肌のバリア機能が発揮できず、肌荒れやアレルギーを招いてしまうことになります。

・洗い過ぎはNG

ごわごわしたナイロンタオルや毛の硬いボディブラシを使って、体を強くゴシゴシこすることはやめましょう。
刺激で肌を傷めてしまいます。

また洗浄力が強すぎるボディソープの使用はNGです。
年齢を重ねると、からだの皮脂分泌は減ってむしろ足りなくなっており、とくに脚や背中は肌がかさついてくるようになります。

そこをボディソープなど使って洗いすぎることで、必要な皮脂が奪われてしまい、やはり乾燥肌になってしまうのです。

手でこするだけでも、汚れを十分取り除くことができます。
毎日ソープを使わなくてもOKです。
もし角質などが気になる場合は、やわらかい素材のタオルで優しく洗うようにしましょう。

(まとめ) お風呂タイムを有効に使って、毛穴詰まりを解消しよう!

1.お風呂タイムは毛穴が開き、血行がよくなりスキンケアに最適
2.健康や美容のため、注意点を守って入浴する
3.入浴後は必ずスキンケアをする
4.入浴でリラックス、安眠が美肌作りにも効果あり

一日の終わり、汚れを落としてゆっくり湯船につかって温まり、リラックスしてくださいね。
心地よいお風呂タイムを、スキンケアでさらに充実させましょう。

疲れが取れて質のよい睡眠に入れば、美肌成分の生成が促進されます。
翌朝は肌もキレイで気分も明るく、1日が楽しく過ごせるでしょう。