毛穴の黒ずみが落ちない原因は、間違ったスキンケアにある


毛穴の黒ずみが気になって、いろいろなケアを試してみたけれど「ぜんぜんお肌がキレイにならない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

黒ずんだ毛穴を隠すために、毎朝メイクに時間をかけているのに、「余計に目立っているような気がする」という深刻な悩みもよく耳にします。

でも諦めないでください! 毛穴の汚れや黒ずみがすっきり落ちないその原因は、間違ったスキンケアにあるのです。

毛穴の黒ずみには、タイプと原因があります。黒ずみのタイプによって、黒ずみの原因を対処するスキンケアの仕方も異なってきます。
まずは自分がどの黒ずみタイプなのかを知ることが大切でしょう。

毛穴の黒ずみタイプでもっとも多いとされるのが「角栓が詰まった毛穴タイプ」です。古い角質と皮脂が混ざり合って毛穴の出口をふさいでしまうのです。

ほかには「乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプ」、「皮脂分泌が活発で毛穴が広がっているタイプ」などがあります。

これら3つのどのタイプに当てはまるかをチェックして、自分に合ったスキンケアをぜひ試してみてください。1カ月後のお肌が楽しみになってきましたね。

スキンケアの基本とタイプ別の方法


毛穴の黒ずみを解消するスキンケアは、黒ずみのタイプによって異なりますが、どのタイプにも当てはまるスキンケアの基本があります。
それは、クレンジング・洗顔・化粧水・クリーム・乳液で保湿するということです。

この基本のスキンケアの前に、蒸しタオルなどで毛穴を開いて、汚れを落ちやすくすることでさらに美しい毛穴を目指します。このひと手間でだいぶ毛穴の汚れ落ちが違いますよ。

蒸しタオルは水でぬらしたタオルを電子レンジで約30秒ほど温めればできあがります。とはいってもかなり熱いので、少し広げて温度を確かめてから使うようにしてくださいね。

それではスキンケアの基本と、毛穴のタイプ別スキンケアの方法を見ていきましょう。

スキンケアの基本

1 クレンジングを行う前に、蒸しタオルを顔に載せて、毛穴を全開にしておきます。くれぐれも、やけどには注意してください。

2 クレンジングをします。
クレンジングはお肌に合った物を、適量使用して、Tゾーンから優しく撫でるようにUゾーンにかけて汚れを落としていきます。

この時の注意点として、ゴシゴシとこすり洗いをしないことです。お肌にダメージを与えてしまい、毛穴がさらに悪化してしまう原因にもなります。

3 洗顔をしましょう。
クレンジングでメイク汚れを落としたら、洗顔料を泡立ててから顔を優しく洗っていきます。

4 洗い流します。
ぬるま湯で丁寧に洗い流してください。熱いお湯は皮脂汚れが落ちやすいと思われがちですが、洗顔時は必要な皮脂まで洗い落としてしまうのでNGです。

クレンジングから洗顔まで、時間をかけずに行うことがポイントです。長時間の洗顔は、お肌が乾燥してしまう原因になります。

5 たっぷりの化粧水でお肌を保湿します。
洗顔した後は、必ず化粧水で保湿をしましょう。化粧水のつけ方は、コットン派と手に載せて直接肌につける派がありますが、お好みでOKです。

どちらにしても高級な化粧水を少しだけ使うよりも、普段使いの手頃なものをたっぷりとお肌に付けてあげた方が保湿にはよいといわれています。

6 乳液やクリームで保湿をキープ
化粧水で保湿した後は、乳液やクリームを塗って水分をお肌に閉じこめましょう。

角栓が詰まった毛穴タイプ

もっとも毛穴トラブルで悩む人に多いタイプです。お肌を触った時に、毛穴がザラザラしているという人はまさにこのタイプです。

毛穴に詰まる角栓とは、皮脂と剥がれ落ちた角質が混ざったものをいいます。この角栓に含まれる皮脂が、酸化すると黒ずんでしまうため、毛穴の表面も黒ずんで見えてしまうのです。

スキンケア方法

角栓が詰まった毛穴タイプは、過剰な皮脂を取り除くケアがポイントです。

そのため「スキンケアの基本」の洗顔が重要になります。
使うのは、昔からある洗顔用の固形石けんがオススメです。

クリームタイプの洗顔料は泡立ちもよく、使いやすいのですが、油分が含まれているためお肌に残ってしまう可能性もあります。

天然成分が原料の昔ながらの固形石けんは、余計な添加物が入っていないのでお肌に優しく、油分なども残しません。家族みんなで使え、洗い上がりもさっぱりです。

角栓が詰まった毛穴タイプの場合は、過剰な皮脂を取り除くスキンケアがポイントです。そのため洗顔は夜だけでなく、朝もしっかりと行うことがきれいな毛穴を保つポイントになります。

つぎに化粧水選びです。
角栓が詰まった毛穴タイプの人は、皮脂分泌コントロール作用や、皮脂酸化予防のあるビタミンC誘導体という成分が入った化粧水を使うのがよいでしょう。

以下4つはビタミンC誘導体の例です。

・パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
・3-O-エチルアスコルビン酸
・リン酸アスコルビルMg
・アスコルビルリン酸Na

つぎに乳液やクリーム選びです。
角栓が詰まった毛穴タイプの人は、油分の多い乳液やクリームよりも、さらっとした肌触りの美容液がよいでしょう。オイル成分が入っていないオイルフリーや、オイルカットの物がおすすめです。

また保湿成分として、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどの成分が入ったものを選びましょう。しっかりと潤いを与え保湿してくれます。

角栓が詰まった毛穴タイプの人は、朝や夜だけでなく、普段から日中の皮脂対策を行うこともとても重要です。そのアイテムとして、手軽にどこでも使えるあぶら取り紙が活躍してくれます。

あぶら取り紙の上手な使い方を説明します。
・あぶら取り紙は、こするのではなくお肌に押し付けて使う
・1回使用するごとに捨てる。常に新しい紙を使う
・皮脂が浮き始めたら、小まめに取る
・Tゾーンと小鼻周辺は意識して小まめに取る

乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプ


乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプのスキンケアは、もちろん保湿をしっかり行うことがポイントです。

スキンケア方法

「スキンケアの基本」のクレンジングは、刺激の少ないタイプのクレンジング剤を選びましょう。
お肌に優しいタイプのものは洗浄力が低いものが多いので、アイメイクや口紅などは専用のクレンジング剤で落とすのがおすすめです。

クレンジングは1分以内で素早く行います。時間を掛けるとお肌へのダメージが大きくなります。ポイントメイクを最初に落としておくと時短になりますね。

洗顔後は、キレイなタオルで優しく拭きます。
乾燥肌の人にオススメなのが、保湿系のやわらかいティッシュを濡れた顔に載せて水分を吸収させ、サッと取るという方法です。お肌にとても優しいですよ。

刺激がないからといって、洗顔後の自然乾燥はNGです。顔の水分と一緒にお肌の内部の水分も蒸発して、さらに乾燥させてしまいます。

つぎに乾燥肌の人の化粧水選びです。
乾燥肌の人はとくに、洗顔後はすぐに化粧水で保湿しましょう。
保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸の成分が入った化粧水を選びます。

化粧水はお肌をパッティングせずに、押さえるように優しく丁寧に付けていきましょう。

乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプの人は、朝の洗顔ではぬるま湯で洗い流すだけでもよいのですが、寝る前に塗ったクリームや乳液の成分が残っていると感じたら、乾燥していても刺激の少ない洗顔料で軽く洗い流しましょう。

皮脂分泌が活発で毛穴が広がっているタイプ

皮脂分泌が活発で毛穴が広がっているタイプの人は、オイリー肌ともいわれていて、常に顔がテカテカしている人が多いです。オイリー肌は毛穴が開きやすく、とくに皮脂分泌が高いTゾーンは黒ずみやすいようです。

このタイプの人のスキンケアは、皮脂対策がポイントとなります。

スキンケア方法

「スキンケアの基本」の洗顔では、コラーゲンやヒアルロン酸の成分が含まれた、皮脂を落とし過ぎないマイルドタイプの洗顔料がおすすめです。

オイリー肌には、毛穴の汚れを奥から取り除いてくれる酵素洗顔も期待できますが、刺激が強い場合があります。様子を見ながら週に1回程度使用するのがベストです。

つぎに化粧水選びです。
オイリー肌の人は、しっとりタイプより、ビタミンC誘導体が含まれたサラッとした付け心地の化粧水がよいでしょう。開いた毛穴をきゅっと引き締めてくれます。

乳液やクリームは、オイリー肌であっても積極的に使用することをおすすめします。必要な皮脂を補うためにもぜひ行ってください。

毛穴ケアの間違ったスキンケア

黒ずんだ毛穴をなんとかしたい、とさまざまなスキンケアを試してみても、まったく変化がなかった人たちに多いのは、間違ったスキンケアをしていることがあげられます。

毛穴ケアは、念入りにすればするほど、黒ずみが目立ってしまうものです。

たとえば黒ずみを解消したいがあまり、クレンジングで時間を掛けて洗浄している、スクラブ入り洗顔フォームで朝晩ゴシゴシ洗っている、毛穴パックやピーリングを頻繁に行っている。
思い当たることはありませんか?

これらのスキンケアは、どれもお肌にダメージを与えているのです。必要な皮脂まで取り除かれ、そのためお肌は乾燥して硬くなり、ポツポツした毛穴が目立ってしまうのです。

また皮脂をすっかり取り除くと、お肌が乾燥します。するとお肌は潤すために、皮脂を過剰に分泌するのです。この状態が続くと、毛穴が開いたままになり目立ってしまいます。

過剰に分泌された余分な皮脂は、古い角質と混ざり合って、毛穴に詰まり、角栓や黒ずみの原因になるのです。

やり過ぎないスキンケアを心掛けましょう。

タイプ別スキンケアで黒ずみを解消

1 「角栓が詰まった毛穴タイプ」は過剰な皮脂を取り除くケアがポイント。
2 「乾燥肌が原因で開いた毛穴タイプ」は、保湿をしっかり行うことがポイント。
3 「皮脂分泌が活発で毛穴が広がっているタイプ」は、皮脂対策がポイント。

毛穴のタイプ別でスキンケアの仕方も違います。それぞれのポイントを押さえて、日々のスキンケアに取り入れていけば、毛穴レスの美しいお肌が手に入るでしょう。毛穴のスキンケアは、やり過ぎないことが一番です。